ラベル レビュー の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル レビュー の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2010年1月15日金曜日

レビュープラスのはじめ方 まとめ



これまで、レビュープラスの献本をうけて複数本のレビューを書いています。

献本自体を受けるのが初めてで、送られてくる度に、嬉しさと、レビューを書かなくてはいけないプレッシャー(笑)を感じています。

今回は、レビューを書くまでどんな流れになっているのかをちょっと書いてみようかと思います。
これからレビュープラスに参加したい!という方に参考になればと思います。

大まかな流れ

レビュープラスでレビューを書くためには、以下の5つのステップがあります。

1.レビュープラス上で会員登録&自分のブログ登録
2.「レビュワーに選ばれました!」というメールが来るので、レビュー登録をする。
3.書籍が来るのを待つ(書籍とデジタル書籍の2種類があります)
4.レビューを書く
5.レビュー完了のトラックバック、直接登録を行う

実際にやってみましょう

では、実際にやってみましょう。

1.レビュープラス上で会員登録&自分のブログ登録
http://reviewplus.jp/userreg
こちらのページから、ユーザー登録を行います。
特に「住所」は正確に入れてください。実は私、マンションの部屋番号の入力を忘れてし まっていて、レビュー対象の雑誌が締切直前に届いったってこともありましたので。

で、利用規約に同意して、登録が完了します。

2.「レビュワーに選ばれました!」というメールが来るので、レビュー登録をする。
登録してしばらくすると、「【reviewplus】レビュアーに選ばれました」というメールが登録したメールアドレス宛に送信されてきます。
このメールがきたら、すぐに、レビュープラスの管理画面にログインしてください。

↓このような画面が出てきたら、レビュワーに選ばれている証拠です!すぐに「応募する」をクリックして参加してください。



ただし、レビューの種類の中には、数が少ないモノや、選ばれた人しか参加できないなど、制限がいろいろあるようで、結構抽選に漏れたりするケースがあります。
その際は仕方ないので諦めてください…


3.書籍が来るのを待つ(書籍とデジタル書籍の2種類があります)
書籍の発売日後になると、レビュー対象の書籍が送られてきます。
(デジタル書籍の場合は、Fujisanのクーポン券が送られてきます)

書籍の場合は、こんな感じ。
↓今回のレビュー対象のクーリエ・ジャポンです。ちゃんとした封筒に入って送られてきます。



4.レビューを書く
書籍やデジタル雑誌を見たら、感想や、思ったこと、自分の思いの丈を存分書いてみてください!
ちなみに、以前レビューの仕方を記事にまとめているので、参考にされてみてください。
レビューを書き終わったら、管理メニューの中にある登録タグを忘れずに入力しておきましょう。
これがないと、自分のレビューがどのぐらい閲覧されているか、レビュープラス側の仕組みに反映されないようです。 

5.レビュー完了のトラックバック、直接登録を行う
レビューを書いたら一安心ではなく、最後にレビュープラス側にレビューが完了したよ!ということを連絡するためにトラックバックを打ちましょう。

私のブログもそうなのですが、ブログサービスの中には、トラックバックを打てないケースがあるかと思うので、そういう時には、管理画面中の直接登録を行ましょう。
この作業は忘れずに行わないと、次回のレビューワーを選ぶ際の参考材料にならないようです。

注意点

上でもいくつか書いていますが、レビュープラスを始める時の注意点をまとめてみました。

・住所は正確に。献本が届かないケースがあります。
・レビュワーに選ばれたらすぐに管理画面にログイン!レビューに参加しましょう。
・レビューした記事には登録タグを掲載するのを忘れないように。
・レビューした記事は、トラックバックか、直接登録を行うように。

レビューコンテストも実施しています

レビュープラスでは、レビューコンテストも行っているようです。いま行っているのは、クーリエジャポンのコンテスト。
応募された方には、編集部への招待や賞ももらえるようです!

コンテストで受賞された方のブログ、参加された方のブログも掲載されているので、レビューを書く際の参考になるかと思います。

これからも応援しています!

レビュープラスを初めてみて、献本を受け取る面白さや、レビューを書くことの難しさなどがわかってきました。

ブログのネタに困っている人、この雑誌のレビューを書いてみたい!とう人はぜひ、レビュープラスに参加してみてはいかがでしょうか?
絶対オススメです。

2010年1月5日火曜日

AVATARを見てきました



日曜日にAVATARを見てきました。初体験の「3D」映画というものを堪能してきたので感想を書いてみます。
ストーリーはわかりやすかったので、どちらかというと、3Dのほうの感想をちょっと多めに。

ストーリーはわかりやすい


ストーリー自体は、すごくわかりやすく、ハリウッドらしい一般大衆に向けてのあらすじになっています。

あらすじ: 下半身不随になり、車いす生活を送るジェイク(サム・ワーシントン)は、衛星パンドラにやって来る。彼は人間とナヴィ族のハイブリッドであるアバターに変化を遂げ、不自由な体で単身惑星の奥深くに分け入って行く。慣れない土地で野犬に似たクリーチャーに襲われていた彼は、ナヴィ族の王女(ゾーイ・サルダナ)に助けられる。
引用−Yahoo!映画


内容を多く書いてしまうと、ネタバレになってしまうので、多くは書きませんが、十分楽しめる内容になっていますので、ご安心を!
映画通からあんまり映画館に足を運ばない人が見ても、上映終了後は満足が行く内容になっていると思います。

よく作りこまれている


キャラクターの動きや、顔の表情、実際の人間(俳優)とアバター(CG)との違和感ない演技、怪鳥にのって空を飛ぶシーン、
大きな岩が空中に浮いているシーンなど…

見れば見るほど、ナヴィ族や登場しているキャラクターが「実在するのでは?」という錯覚に陥ります。
クリーチャーや人間の軍隊の飛行機、ロボットなどもよく作りこまれていて、この作り込みにはちょっと感動すら覚えました。
作りこまれているというか、本当に「存在する」モノをそのまま映画に使っているのではないかと思います。
(当然実際はそんなことはないのですが)

特にすごいなと思ったのは、アバターの表情。
ほんとうに俳優が演技しているぐらい、顔の筋肉の動きがはっきり見られます。

ちょうど年末にアバターの特集をワイドショーでやっていたのですが、モーションキャプチャーに加えて、表情のキャプチャー
も取っていたようで、それをアバター(CG)の顔にマッピングして表情を作っているようです。
映画の技術もここまで進んでいるダーと思いました。

奥行がある3D


さて、肝心の3Dですが、結論からいうと、「ちょっと見にくかった」です。
まずメガネ。3Dを見るときには専用のメガネをかけるのですが、それがけっこう大きく、重くて、視界がちょっと狭くなってしまうので、
スクリーンに近いと全体が見えにくくなるかもしれません。

実際に映画を見てみると、スクリーンが飛び出すというよりも、スクリーンに奥行きがある。というイメージです。
手前のモノがボンヤリ見えて、奥のものがある程度はっきり見える。実際に肉眼でみるような感覚よりもちょっとちがった感覚で見られました。

ネットでよく見られる「3D酔い」は私は特に感じませんでした。ニブイのかな…

3Dは映画上映の標準になるか?


3D映画はここ数カ月で上映される本数も増えてきています。(アバター以外でもカールおじいさん〜でも上映されていました)
これまでのスクリーンと違って、奥行きを感じることができるので、よりリアルに映画を楽しめる方向になっていくのではないかな
と思いました。(あのメガネは要改善してほしいですw)

SFとか宇宙ものとか、奥行きを感じたほうが楽しめるという映画でより使われるかもしれません。
ホラーとかはカンベンしてほしいです。3Dでこられたら、泣いちゃいます(T_T)

映像表現の新しい方法として、これから普及していくかもしれませんね。

アバター自体は、ストーリー、映像ともに近年まれに見る満足した作品になっているので、一度映画館で見ることをオススメします!

2010年1月4日月曜日

松本方哉さんの「突然妻が倒れたら」を読んでみた。



昨日書いた記事の中で取り上げた本をもうちょっと詳細に書いてみました。

フジテレビのニュース番組に出演されていた、松本方哉さんをご存知でしょうか?
夜11時台の「ニュースJAPAN」に滝川クリステルさんと一緒に番組に出演されていました。
しかしながら、突然、番組に出演されなくなってしまいました。
覚えていらっしゃる方も多いかと思うのですが、その時松本さんの身に何が起こっていたのかが一冊の本になって出版されていましたので、買って読んでみました。





本の内容


番組を降板されたのが、2007年11月。そこから2009年春までの家庭のことが赤裸々に語られています。
番組を降板した理由は「家族の看病」。
その記録が約200ページにわたって生々しく書いてあります。病気のことや、医療制度、自分・家族の心情まで、事細かに記述してあり、当事者だから書けた内容ではないかと思います。

なぜこのような本を書こうかと思われた理由は、「くも膜下出血について、こういった本(家族の手記など)がなかったため」と書かれています。
家族が命にかかわる病気になったその時、どのような行動をすればよいか、そしてリハビリではどのようなことを行えば
よいか、具体的に書いてあり、参考になる一方、家族の気持ちも詳細に記してあるので、その時にどういう感情になるかも手にとるように分かります。

クールな人だったと思ってました


ニュースキャスターをされている方は、冷静に物事に対処されるのかと思っていたのですが、家族が命にかかわる病気になった時は
冷静になっていられないようです。心の動揺、精神的な疲れ、妻がやっていた「家の司令塔」としての役割、仕事のこと…
これまで分担していた作業が一気に肩にのっかてくる。
そのプレッシャーはかなりのモノ(考えただけでも大変)なのに、それをやっていかなければならない心情がよく表されています。

テレビの画面を通して見る松本さんは、どんな事でも冷静に受け止められる方かと思っていたのですが、本を読む限りは私たちを
そんなに変わらない、普通の方なのだと強く思いました。
私も家族がこのような状態になれば、冷静にはなっていられません。

身内にも同じような状況がありました


実は身内にも同じような状況がありました。
父が小脳あたりの血管が破けてしまい、一時は危ない状況でした。
手術を行い、一命は取り留めて、リハビリを行い、今は家にもどっていて生活をしています。
ただ、嚥下が弱く、口から食べ物は取れない状況です。

松本さんの奥さんも同じような状況だと思うのですが、介護が本当に大変です。
まさに本に書いてある事と、私が体験したことが同じように書かれていたので、感情移入をしてしまいます。

また、本の中で指摘されている介護の問題も、同じような生活をしている方にとっては本当に大きい問題だといえます。
早く解決をして欲しいです。

読んでおいて損はない


この手の病気はいつ発症するかわからないので、この本は健康なうちから読んでおいた方がよいかも。と思いました。
自分が発症するかもしれないし、家族が発症するかもしれません。
その時に、どんな気持ちになるのか?、どんなことをすればよいのか?を教えてくれる1冊だと思います。

2009年11月16日月曜日

【R+ レビュー】クーリエ・ジャポン 12月号 創刊4周年記念号



クーリエ・ジャポン 12月号のレビューです。
今回もレビュープラスさんからの献本です。
今回のレビューはいつものレビューとちょっと違って、一つの特集記事に特化してビューをしてみたいと思います。

前回までのレビューは、雑誌全体を眺めて、記事をピックアップし、それについてコメントを書いていたのですが、
後で読み返してみて、やっぱりどうしても中身が薄い印象を自分で受けてしまいました。

ですので、今回は、その反省を行った上で、気になった1章にスポットライトを当ててレビューをしてみます。

金融危機とは何だったのか?


巻頭の特集ではなく、この記事が気になりました。

アメリカ発の金融危機からちょうど1年。まだ影響が残る金融危機についての特集がこの記事です。
全部で3章仕立てになっており、リーマンに関わる人たちについてまとめてあります。
 1.金融危機の発端となった、”リーマンブラザース”のCEO:リチャード・ファルド氏の近況
 2.4人のリーマン社員の金融危機後のそれぞれの生活。
 3.ポール・クルーグマン氏の”経済学者たちはなぜ間違えたのか?”

1.リチャード・ファルド氏の近況については、なかなか日本では報道されないので、興味深かったです。
破綻したCEOがいまどこで何をしいてるのか?
「だがファルドはすぐに巻き返しを画策した。08年10月21日にはニューヨーク州にマトリックス・アドバイザーズの開業を登録した」
「また同月、彼はリーマンのCEO執務室を出て、アルバレン&マーサルのオフィスに移った。リーマン時代よりも狭く、トイレも控え室もなかった」
「「私は起きたことの責任を受け入れ、深く反省してきた。(この傷が)言えることは決してないだろう」」
「(近くのゴルフクラブに顔を出している)以前はいかにもCEOらしい雰囲気があった。でも最近は尊大な態度もあまり見なくなったわね」
と記事では伝えています。

途中文面にも出てくるのですが、アメリカ政府はAIGを救済し、リーマンは見捨てたのか?それは「死んでも理解できない」ということを言っています。その意見は同意です。

後にAIGを潰してしまうと連鎖反応で金融システムが誘拐してしまうということを言われていますが、本当だったのでしょうか?
このことについては、やはりファルド氏は最後の最後まで理解ができないのかもしれませんし、世界中の大多数の人も理解できないでしょう。

こうやってみると、リーマンは金融危機の発端と見られますが、アメリカの資本主義の原理・原則に乗っ取った商売をしているにも
関わらず、破綻の責任をおわされてしまったように思われます。

ファルド氏はいまでも健在で、次のビジネスを行っており、やる気はまだあるようです。

2.の4人のリーマン社員の話。
リーマン時代と同じ仕事を見つけた人、リーマン時代に作った趣味に生きる人、小さなガソリンスタンドを営んでいる人、就職活動をしている人・・・
リーマンが破綻した後のそれぞれの人生を送っていますが、どれも暗いタッチで描かれており、前向きな話がでてきていない印象でした。
いまの不況の原因はリーマンが発端だ、という意識が少なからず世間にはあるかもしれないので、それで苦労されているのかもしれません。

3.経済学者の話
「だれも予測ができなかった」とされる今回の金融危機。経済学者の中でもこの好景気の中で反対意見を出しても、取り上げられなかったようです。
すばらしい経済モデルが完成され、市場自体が安定性・自立性を持ったという理解でいたようです。

「人間が抱えるすべての問題には、必ず簡単な解決法がある。それは、きれいに整っていてもっともらしく、そして間違っている」
と最後の章あたりでまとめられています。
まさにその通りで、「人間は間違える」ということを前提で物事を考えておかないと、後になって大変な目に遭ってしまう。
そのようなことは、だれしも実生活でに十分に経験していると思うので、その原則を忘れないように。と警告しているようです。

この特集を読んで


この特集が目に入ったとき、「もうあれから1年なのか・・・」という思いが頭をよぎりました。
リーマンブラザースの印象的なサイネージの映像がひっきりなしにテレビに出ていたころから1年。
その間に政治的・経済的に大きく変わった1年だったと思います。(日本もアメリカも)

その当事者(まさに中心にいた人々)の現状の様子をかいま見れて、よかったと思います。

ただ、「誰も自分のせいだと思っていないこと」が一番印象に残りました。
「AIGが救済されたのにリーマンは救済されなかった」
「会社の指示にしたがった」
「予測ができなかった」

と、関係者一同が口をそろえて、「私に責任はなかった」と言っているように感じました。
日本でも山一証券が倒産した際に社長が涙を流していたシーンが印象的で、「破綻は自分の責任です」話していましたが、
関係者が責任の回避をしているように見えるのは、文化の違いなのかなと思いました。

これ以外でもおもしろい特集


これ以外の特集でもおもしろいモノがいくつかあります。
 ・大特集「世界が見た日本」
 ・オバマ大統領「シークレットサービス」の舞台裏 ←これはおもしろいです
 ・人はなぜウィキペディアに書き込まなくなったのか? 
ぜひ、読んでみてください。

世界を俯瞰する雑誌


レビュープラスから献本がくるようになってから、読み始めるようになったクーリエ・ジャポンですが、世界を俯瞰するのにちょうどよい雑誌だと思いました。
まさに、いまなにが起こっているか?を1冊で読める雑誌はなかなかないと思います。

また、世界から見た日本の記事も読めるので、日本人、日本という国がどのように見られているかが海外視点で書かれているため、おもしろく、知識としてしっていても損はないかと思います。

ぜひ本屋でも図書館でも、目にとまったら一度手にとって見てみてください。



2009年10月21日水曜日

【R+ レビュー】クーリエジャポン 11月号 坂本龍一 責任編集 サステナブルな文明へ 森と地球の未来



レビュープラスから献本がとどきました。
クーリエジャポン 10月号に続き、11月号 ”坂本龍一 責任編集 サステナブルな文明へ 森と地球の未来”という見出しです。

前回は勝間さんの責任編集による「アフリカ」特集でしたが、今回はいま注目されている環境問題について、坂本さんが切り込んでいるようです。
坂本さん自体、環境問題にはかなりの関心をお持ちのようです。
(話はそれますが、写真がかっこいい・・・ こんな大人になりたいものです)

では、さっそくいつものように、注目した記事をピックアップしてみます。

今回気になった記事


・あの”目立ちたがり屋”を見かけない理由
 世界最強の女性と言われていたクリントン国務長官のはなし。全面的にでてこないので、どこにいったのでしょうか?とのことですが、ちゃんと後ろで仕事をしているとのことです。
 チームプレーに徹し、実務家となっているようです。やっぱりできる人はなにをやらせてもうまくやるのですね・・・

・世界が採点する”HATOYAMA”
 前号の引き続き、鳩山政権についての海外主要記事の翻訳。韓国やアメリカのTIMEなどから翻訳されています。韓国・アメリカ・イギリス・中国の主要雑誌からの記事からですが、おおむね鳩山政権の評価は高いようです。
 「政治哲学」、「組閣人事」、「経済」などの政治課題について主要メディアの採点がついていて、どの課題の対応について評価できるか、できないかがわかりやすく表示されています。

・世界が採点する”HATOYAMA” > 千葉景子法相の就任によって日本に「死刑廃止」の道が開けた
 鳩山政権の特集で私が気になったところは、この記事です。

 日本は先進国の中でも死刑制度が残っている数少ない国とのことです。死刑進行についても直前まで死刑囚には知らされず、執行後に遺族には連絡が行くというプロセスになっているようです。

 そういったプロセスになっているとは今まで知りませんでした。死刑判決を受けたとはいえ、数時間前に言われるのはかなり残酷だと思いす。伝えたいことも伝えられないまま執行されてしまうので、本人は無念が残るのではないかと思います。
 また、こういった不透明なやり方について、きちんと開示されていなかった(教育の課程でも)のも驚きました。

 今度の法相は死刑制度を反対の立場の方のようなので、死刑制度の廃止に動くかも・・・という記事内容です。
 
・坂本龍一 責任編集 サステナブルな文明へ 森と地球の未来
 世界的ミュージシャンの坂本龍一さんがまとめている今回の特集。なかなか読み応えがあります。
 坂本さんのインタビューで、「人類は幼年期にある」という段落がなかなか興味深かったです。
 「僕は、人の一生にたとえると、人類はまだ「幼年期」にあたると考えています。原子力などの科学技術をもてあますなど危なっかしいところはあっても、人類は若く希望があると思うんです。」
 坂本さんらしい、一言だと思いました。まだ大人になりきれていない人類と言うことで、まだ成長の可能性があるから、もっと高い次元に進もうよ。と行っているように思われます。
 
・坂本龍一 責任編集 サステナブルな文明へ 森と地球の未来 > 気候変動シュミレーション 「地球の温度が4℃あがったら・・・」
 地球温暖化が叫ばれていますが、じゃ、実際どのくらいあがれば、どのぐらいの影響になるのか?を記事にしてあります。
 気候が6℃あがると、海面が大きく上昇し、今のロシアあたりは緑が生い茂るようになり、アジアは干ばつ地帯になるようです。
 日本はというと・・・ 当然海面が大きく上昇しているので、今の日本とは大きく姿をかえているのではないでしょうか。
 ちなみに、植物が育たないので、いまのような放牧ができないので、肉は食べられないのではないか・・・(T_T)とのことです。これは深刻な問題です。

・坂本龍一 責任編集 サステナブルな文明へ 森と地球の未来 > 地球にも難民にもやさしいエコ・ツール「太陽熱コンロ」
 これは便利かも!と思った一品。太陽熱を集めて、コンロにしてしまっています。パラボラアンテナのような形をした集光器に鍋などをのせて熱することができるモノです。
 燃料(灯油など)を使わないし、CO2も排出しない、クリーンな太陽熱を利用して調理をする。電気やガスもないようなところで有れば、かなり便利なツールになると思います。

・坂本龍一 責任編集 サステナブルな文明へ 森と地球の未来 > すでに20億人が定員オーバー? 人口増こそ最大の環境問題だ
 増えすぎてしまうであろう人類。いまの地球の資源で養っていけるのか?この記事で答えが出ています。
 エコロジカルフットプリントという方法論で疑問に答えてくれた。地球の資源で養うことができる人口は「約50億人」すでに人口が多すぎるという結果になっています。

 2つの因子(人口と消費)という側面でみると、これまでは消費しかみてこなかった人類。どっちをとるのか、早急に決めないといけないようだ。

 この記事でもう一つ気になったことがあります。
 人口抑制政策を行っている国がまだあり、増加し続けているということです。(70年代:39カ国、07年時点:69カ国)
 中国の一人っ子政策は有名ですが、イランや、タイ、コスタリカ、チュニジア、ベトナムなども行っているのですね。知りませんでした・・・。
 産めよ、増やせよという政策も一丁一端ですね。
 ともあれ、人口爆発は避けられない事態なので、どうにかして対処をしていかなくてはいけない課題です。

・森へ還ろう。五感をさます旅へ
 長野県 小諸市にルイヴィトンが森をつくりました。5代目当主 パトリッ・ルイ・ヴィトンと坂本さんが対談をしています。

大きな地図で見る

 「森にくると、普段キャッチしないようなものを脳が感じます・・・」と言われているように、私も森に入ると、普段とは違うモノを感じることがあります。
 坂本さんが「脳がリセットする」という気持ちを言われていますが、その気持ちに近いような気がします。
 また、ヴィトンさんもフランスに森をもっていて、時々散策にいかれるとのことでした。

全体的な感想


今回の内容も非常にボリュームが多く、かつ内容も濃かったです。

上に上げた内容以外にも、現代の中国の若者を特集した「80后」や、政治・経済ニュースなど、多岐の分野にわたって網羅的に掲載がしてあり、一通り読むだけでおなかいっぱいですw

今回が2度目のレビューなのですが、「いま世界で何が起こっているのか?」をわかりやすく説明してあるため、この雑誌の魅力がますます増してきたように思われます。

今回も含め、レビュープラスでは、「レビューコンテスト」を実施されているようです。
この機会に参加してみてはいかがでしょうか?

最後に・・・


実は、この号についてはぎりぎりまで手元に配送されてきませんでした。
何が原因だったかというと、レビュープラスのアカウントに自分のマンションの名前を入れ忘れていたからでした・・・
レビュワーのみなさんも雑誌が届かない!という自体が発生したら、まずアカウント編集をチェックしてみてください。
(レビュープラスのスタッフのみなさま、ご迷惑をおかけしました!)


2009年10月12日月曜日

レビューの書き方まとめ



レビュープラスに参加して、バシバシ雑誌の献本が届くようになってきました。
いくつかこのブログでもレビューを書いていますが、(計6本)ちょっとここで、私なりのレビューの書き方をまとめてみました。

レビューの書き方


では、私なりのレビューの書き方をご紹介します。

1.まず全体を通してみるために、「目次」を一通りみてみる
2.雑誌を一通りぱらぱらとみてみて、気になる記事はドッグイヤー(ページ端を折り込んでしおり代わりに)
3.記事を書く前に、全体的な構成を考える。
  ・前段でどんなことを言うかを考える。
  ・各記事でどんなことを思ったのか?どんな言葉が適切かを考える。
  ・一通り書いてみて、全体的な感想を考えてみる。
  ・可能で有れば、「改善点」や「わかりにくかった点」などを考えてみる。
4.3で考えることが一通りまとまれば、実際にブログの記事を書きながら、3.で考えたことを書き落としていく。
5.一通り書いてみたら文書の精査(誤字・脱字、言い回しなど)
6.5.と同時に有用なキーワードへのリンクURLをリンク作成
7.公開!


という流れでレビューを書いています。
いま、このやり方をやっているのですが、たとえば、文庫本とか、書評をする対象によってはアレンジが必要かと思っています。

ブログのおもしろさを感じています


今年の3月になってからはじめてブログを書き始めたのですが、最近はレビューがなかなかおもしろくて、はまってしまっています。

同時に、ブログを書くことで、自分の考え低コストで発表でき、かつダイレクトに読んでくれる人の反応が返ってくるのでおもしろいということを今更ながらに感じています。
もっと早くやっていれば!orz とけっこう後悔しています。

最近の記事では、レビューしかありませんが、やはりブログは自分の考えや感じたことをまとめてみて、外部に公開するための格好のメディアだと思うので、これからも機会があるごとに公開していこうと思っています。

【R+ レビュー】株式にっぽん 2009年10月2日発売号



レビュープラスより、「株式にっぽん」という雑誌が届きました!(正確にはデジタル雑誌ですが)
前回と同様に、業界紙のような感じでちょっと「レビュー大丈夫かな?」と思いながら書いてみます。
素人目でみて、どんな雑誌に見えるのか、の観点で書いてみたいと思います。

では、早速レビューをしてみましょう!

今回の気になった記事


・需給エンジン全開の選りすぐり材料株12
− 株価が上がりそうな会社をピックアップ。急騰力チェッカーとリスクチェッカーという2つの項目を使って、どのぐらいいけそういけそうなのかをビジュアル化しているのでわかりやすいです。

・藤沢久美の社長のホンネ
− エンジャパンとタビオ株式会社の社長を取り上げつつ、その会社の特徴をレポート。社長の人柄を通してのレポートなので、会社の方向性・雰囲気などがわかりやすかった。

・光が当たり始めたHDD関連株
− 世界的にノートPC関連(ネットブック)の出荷台数が増加傾向になりそうなことをふまえ、関連会社の株価も上がりそうとのこと。HDDのメーカだけかと思ったら、読み出すためのヘッドなどや材料関連の会社も入っていて、HDDとはいえ、関連会社が多くあるのかと勉強になりました。
ただ、現状のHDDに関しての記述しかなく、”SSD”に関する記述が無いのがちょっと物足りなかったです。今後の需要はSSDが実装されるノートPCも多く出荷されることも予想されるため、一階にHDDだけが恩恵を受けるような気はしませんでした。

・不況でニーズ高まる中古品ビジネス

− 10年後には3.8倍の市場(7000億〜8000億)になりそうとのこと。ブックオフやまんだらけ、コメ兵など街で見かけたことがある会社がリストアップされています。
楽天も「中古市場」のサービスを手がけていたのですね。知りませんでした。

・儲かる株をチャートでチョイス
− 特定の業界とかではなく、株のローソクグラフから読み取るトレンドで、あがりそうな銘柄をピックアップ。どちらかというと、「テクニック」の部類に入りそう。上げ・下げのトレンドをみるだけで有れば、システム的に数字を処理させておけば銘柄のピックアップができそうなのでは??と思いました。

・かんたん株価チャート & 株式基礎用語解説
− この記事は、株を始めようかなと思っている人(私のような)は必読の記事と思います。グラフの読み方や、用語の解説がわかりやすく書いてあります。

全体的な感想


前回と同様に、個人的にもなかなかなじみの無い(不動産業界よりも・・・)業界だったため、どれをどう取り上げてよいのかがわかりませんでした・・・。なかなかボリュームがなかったレビューとなってしまいました。
ただ、株式市場に興味のある人、株の売買を行っている人などにとっては、とても有益な情報が入る雑誌だとは思います。取り上げている業界・会社も多数あり、投資をする際の参考情報にするには大変有益になるのでは無いかと思いました。

1点気になったところといえば、やはりネット対応でしょうか。ホームページも確認してみたのですが、雑誌の紹介ページしかありませんでした。
ここ数年、会社の動向・株価に与えるニュースなどもネットで情報収集される方も多いと思います。
雑誌の発売を待っていては売買のタイミングを逃してしまう!という方のために、インターネットに記事を流すということを行っていかないと難しいのでは無いかと思いました。
(ネットに記事を流すだけでは、当然儲からないので、別にきちんとしたビジネスモデルが必要ですが・・・。言いたいことは、”ネット対応”をしたほうがよいのでは?ということです)

最後に・・・


普段株の売買などはおこなわないので、なかなか目にとまるような記事が少なかったのですが、こんな雑誌もあるんだ!と思って勉強になりました。

これからもなじみの無い業界でも自分の勉強のために、チャンスがあったらレビューをしていきたいと思います。

株式にっぽんは、Fujisanで購入できます!
株式にっぽん

レビュープラスにご興味がある方はこちらからどうぞ。

【R+ レビュー】住宅新報 2009年10月6日発売号



またもやレビュープラスのレビューです。
最近バシバシ レビュー案件をので、ネタに事欠きません。
もう1本別にあるので、それはまた別途記事にします。

今回のレビュー対象の本は、前回の「経営予測エイジ」と同じように、はじめて目にする雑誌です。
Fujisanの紹介欄では、以下のように紹介されています。


『住宅新報』は、戦後まもない昭和23年(1948年)に創刊され、日本全国の不動産取引に寄与してまいりました。今や日本の住宅・不動産事情は円熟期を迎え、「量」から「質」への転換が加速度的に進んでいます。『住宅新報』は住宅・不動産業界の総合専門紙として、次世代に向けた新たなビジネスモデルのヒントとなる有益な情報をタイムリーにお届けします。住宅・不動産業界で働く方々、これから住宅や不動産を購入・賃貸しようとしている方々など、みなさまのお役に立つ情報が満載です。


とのことで、かなり古い部類の雑誌なのですね、びっくり。不動産取引に役立つ情報が多いようです。

不動産業とは、なかなかなじみがない(家を借りるときぐらい)のですが、どんな業界なのか、どんなトレンドなのかを見るいい機会にしたいと思います。

では、さっそく「住宅新報 2009年10月6日発売号」のレビューをしてみます!

今回の気になった記事



・全国賃貸保証業協会設立へ
ー 全国の保証会社が共同で、家賃延滞者の情報を集めるDBを構築することになったとのこと。消費者金融業界や銀行では、そういった仕組みはできていたのですが、不動産業界ではなかったのですね。
にしても、こういった信用情報が統一化されてくると、個人はますますやりにくくなってきてしまうと思うのは私だけでしょうか。(延滞しないことが当たり前のことですが)
P4に懸念事項のQ&Aが書いてあります。

・ワンルームマンション 地域との融合
ー 都内にワンルームマンションが多くできているので、近隣住人から苦情が出ているとの記事。
街の人口構成が崩れるとか、ワンルームマンションの住人のゴミ出しなどのトラブルがある。と記事にはありますが、不動産側は、そういったトラブルはないとのこと。
最近は確かにワンルームマンションが多く目立ちます。投資用のマンションも多く、昔と時代は変わったと片付けるべきなのか、昔からの地域性を保つべきなのか。
法律の問題も絡んで、難しい問題です。

・年率67万戸で過去最低
ー 住宅の着工件数が過去最低になっているとのこと。(09年8月の新規着工件数 約6万件)これは、65年の調査依頼、過去最低とのこと。
昨年のリーマンショックから約1年。やはり不況の風は不動産業界を直撃しているようです。
マンションや住宅を買うとなると、人生に一度あるかないかの買い物で、かつ、所得も伸び悩みや現象しているので、やはりみなさん慎重にならざるを得ないことが、ここにも影響を与えているようです。

・賃料1年で1割下げ
ー オフィスビルの賃料が1割(!)も下がっているようです。オフィスへの入居が進んでいないことが原因のようですが、ここにも不況の影響が。
どうせだったら、家賃も1割下げてほしい・・・

・新浦安 人気定着「物件待ち」
ー 不況の影響もありますが、やっぱり人気の街は以前として需要は有るようです。「購入者は例年よりも上回っており、いまは物件待ちの状態」とのこと。
不況の中でもこの街に住みたい!という人はいっぱいいるのですねー。

・東京カンテイ 中古マンション価格
ー 京葉線沿いの中古マンション価格の過去3年間の推移が掲載されています。全体的に下がってはいるのですが、舞浜だけがあがっている!やっぱりディズニーランドが強いのでしょうか・・・

・総合地所 新ブランドを展開
ー 内定切りなどで物議をかもし、その後経営難に陥った総合地所。新しいブランドでやり直すようです。なかなか難しい状況からは脱却できていないようですが、がんばってほしいものです。

・人気と現実に乖離?
ー 売買物件と賃貸物件では人気駅・沿線が違う場合があること、また、検索数1位と成約数1位とが必ずしも同じではないことがわかった。とのこと。
これはおもしろいですね。「ここの街に住みたい → けど家賃相場が合わない → 沿線の妥当な駅に落ち着く」という流れなのでしょうか。
夢は見るけど、現実は・・・というよい例なのではないかと思います。(私もそうだったのでw)

・ミサワホーム 買取再販を始動
ー ミサワホームが自分のところで建てた戸建てをリフォームして再び販売させるようです。こういった家が増えてくれば、新築が欲しいけどお金がない!という人たちにも助かるような話ではないでしょうか?

・団地まるごとリニューアル。最先端の住まいに変身
ー 団地とかって、もう50年が立つようなところもあるのですね。知らなかった・・・。この団地をフルリフォームして再度活用しているようです。
上のミサワホームの話もそうですが、うまくリフォームして、上手に活用できる案件が増えるとうれしいですね!
こういった案件で状態がとてもよい物件だったら、買ってみても良いかも!と個人的には思います。

全体としての感想


と、気になった点を書いてみました。
なかなか普段お世話になるような業界(賃貸に住んでいれば、毎日お世話になっていると言ってもおかしくはありませんが)なので、なかなかとっつきにくい言葉とかが多く、読解するのに多少の時間が必要でした。

業界新聞的な内容なので、毎週追っていくと、よい情報が蓄積されていくのかもしれません。
不動産業界に就職をしたい人や、もちろん業界の人。これから住宅を買おうとされている方情報源として活用できそうな気がしました。

興味のある人は、Fujisanでも購入可能です!
住宅新報 <デジタル>

2009年10月9日金曜日

【R+ レビュー】 MacPeople 11月号



レビュープラスからの献本です!
今回は、「MacPeople」になります。バシバシ献本がとどくのでうれしいやら、レビューの締め切りに追われるるやら・・・
なかなか大変な作業ですが、ブログの記事ネタになりますし、文書作成能力もあがると思うので、一石二鳥かと思ってがんばっています。
レビュープラスのみなさん ありがとうございます!

では、さっそくMacPeopleのレビューをしてみます。

今回の気になった記事


・無料動画のGyao! マック対応への紆余曲折
- Gyao!のシルバーライト対応で、ついにMacでも動画がみれる!という記事ですが、実はまだ対応は一部。
私も楽しみにして、サイトを訪れたのですが、ほとんどがWindows環境じゃないとみれませんでした。(特にGyao!ストア)早くみれるようにしてください!Yahoo!さん。

・米国の電子書籍市場が勢いづく理由
- 「電子書籍」がいま一番熱いキーワードですね。先日もAmazonからKindleが日本でも発売される旨アナウンスされました。
記事の内容は、Kindleが編めrかでは引っ張っているが、日本ではケータイコミックが引っ張っているとのこと。文化、携帯端末の違いなどがあり、なかなかおもしろかったです。
いよいよデジタルパブリッシングが本格的に動き出しそうです。紙の良さ、電子書籍の良さ、それぞれのメリットがあると思うので、今後動向が注目です。

・SnowLeopardの 逐一チェック
- 先日ついにリリースされた、SnowLeopardの特集です。
インストールから使い方までをカバーしたかなりのボリュームの特集です。
ちょうど私もどうしようか…と迷っていたタイミングなので、このような特集があったので大変参考になりました。

インターフェイスに関しては大きな変更はないようですが、注目したのは、「OS自体の容量が減った」「64ビット対応」の2点です。
普通OSは、バージョンアップがあるごとにボリュームが大きくなっていくのですが、今回のように容量が減った!(約半分)というのははじめて聞きました。
IntelMacにしか対応させないことにより、PowerPCのコードが減ったためと書いてありましたが、これも戦略なのですねー。
また、期待の64ビット対応。アプリケーションの処理速度が劇的に早くなるようで、今後リリースされるアプリケーションはいま使っているものとまた違うスピードで処理がされていくのでは?と期待しています。

・SnowLeopard 逐一チェック>現段階でのSnowLeopardの評価
- ユーザーの評価を一目でわかるようにレイアウトしてあるのがわかりやすいです!
ちゃんと、「評価できる点」と、「評価できない点」が分かれていて、タグクラウドのように、意見の多かったものはフォントが大きくなっています。
今のところ、約7割のユーザーが好感触のようです。(やっぱり多少不安定という声もありますね。最新OSなので、仕方のないところもありますが…)

・Twitterがおもしろい!
- 言わずとしれた、Twitter。このブログでも数回取り上げています。
Twitterの使い方と、実際に利用をしている人の感想がつぶやき形式で表示してあるのがおもしろいです。

このMacPeopleのレビューの最初のきっかけもTwitterですし(後述の「最後に・・・」を参照)、かなりのヒットになっているのではないかと思います。
このブログのTwitterに関連する記事は、関連リンク、もしくはタグクラウド:Twitter で見てみてください。

・ハンダ的快適ライフ
- こ・・・これは・・・こんなことできるんだ! という感じの特集です。ハンダを使って、いろいろな電子機器を作ってみよう!という特集。
私は電子工学などを学んでいないので、ハンダなんて、中学校の工作の時期以来です。
でも自作でもここまでできるんだ!というのが、びっくりしました。(ルンバ無線機とかあるしw)

・私とツレのこだわりマック
- 「ツレがうつになりまして」の細川さんの漫画です。毎号楽しみに読んでいます。このゆるーい感じがまたなんともたまりません。
マックユーザーがつまりそうな、「あー、あるある」という点が毎回書いてあるのがおもしろいですね。初心者の人も参考になります。

・S級戦隊 フリーレンジャー
- フリーのオンラインソフトの紹介ページです。秀逸!というソフトばかりを集めていて、とてもありがたい特集です。
中でも注目したのが、「Evernote」、「PersonalBrain」、「LiberaMemory」でしょうか。さっそくインストールして使っています。

全体としての感想


毎月気になって書店で見ている雑誌(たまには買っていますが)だったので、今回のレビューは本当に楽しみにしていました。
Macに関する情報は初心者から上級者まで上手にカバーできていると思いますし、毎回の特集なんかも参考になります。
今回のSnowLeopardno特集や、付録の操作ガイドやフリーソフトがインストールされたDVDなど、もったいなすぎるぐらいのボリュームだったのが印象的です。
次の号まで十分に”遊べる”号になっているのではないかと思います。

一言で言うなら、
「おなかいっぱい!ごちそうさま!」
という号だったと思います。

最後に・・・


実はこの雑誌の献本をお願いしたい!というのは、レビュープラスからのTwitterで、「レビューしたい雑誌を教えてください!」の発言に対して、私が「最近Mac買ったから、Macに関する雑誌が読みたい!」
といった内容のやりとりをさせてもらったから実現した(?)雑誌でした。
しかもすぐに実現できたので、これはほんとうにうれしかったです!

また、次の雑誌のレビューも控えていますので、しばらくはレビュープラスの記事で埋まりそうです。

2009年9月13日日曜日

【R+ レビュー】経営予測エイジ 2009年8月号



先日からレビューを開始した、「R+ レビュープラス
いただいた献本の2つ目のレビューです。

今回は「経営予想エイジ」という冊子です。

この冊子、はじめて手に取りました。
毎週のごとく本屋には通っているのですが、雑誌のコーナーにも見あたりませんでした。
(単純に私が見逃しているだけかもしれませんが)

内容は、ビジネス系の雑誌の記事を集めて1冊の冊子にしてあります。
この冊子を見れば、それぞれの雑誌を見なくてもどんな記事が掲載されているのか、トレンドがどのようになっているのかがこの1冊でわかる!という代物です。
経営予測エイジとは・・・

では、さっそく内容のレビューをしてみましょう。

気になった見出し&感想

各雑誌から記事を紹介していて、目に止まった記事と感想を一言ずつ書いてみました。
(上段に見出し、掲載雑誌、下段に感想を書いています)

・「好き」という感情が脳を刺激し、生産性が向上する ーー JMAマネジメントレビュー
 − そのことをやることが好き!なことをやると、生産性が大幅に向上。チームでの生産性向上のための4つのポイントが書いてあるが、即実践できそうなので、一度はこの人の書いた本を読んでみたい。

・全世界にイラク情報を伝えたTwitter革命の衝撃 ーー 経済界
 − いわずとしれたTwitterの話。イランでは報道に大きく活躍しました。アメリカ政府は定期メンテナンスをやめさせたほど重宝していたようです。

・新OS Windows7投入でパソコン市場活性化なるか ーー IT&家電ビジネス(8月号)
 − もうすぐ発売のWindows7。前評判は高いようです。それに伴う買い換え需要が大きい!という記事。私もWindows7は期待しています。

・ソフトバンク・孫社長の次なる一手 ーー 経済界(7.7)
 − 次世代通信規格「3.9G」に関する内容。超高速モバイル通信が可能となるが、ソフトバンクの戦略についての記事。高速でモバイルインターネットができたら、いまのビジネスモデルは少なくとも変わるはず。それを見極めてから・・・のようです。
  しかし、Yahooがいち早く参入してうまくフィットしたように、先行者利益も多きことをお忘れなく。

・クラウドなしでは成し得なかったシステム費削減 ーー 月刊ビジネスアスキー(9月号)
 − こちらもだんだんと名前がでてくるようになってきた、「クラウド」の話。GoogleAppsとSalesforceの話が出ています。中小企業には低価格で浸透していますが、個人的にはセキュリティと、オフライン時やネットワーク障害時に業務ができなくなることが気になるところです。(Gmailも時々止まりますしね)

・大手出版2社が仕掛ける「出版業界再編」 ーー ZAITEN(8月号)
 − 先日大手出版がファンドからブックオフ株を買うことになった記事。出版不況の中、印刷業界、出版社などを巻き込んで動こうとしていますが、迷走しているように思えてしかた有りません。
  これらの話については、どこかでまとめて記事に書こうと思っています。

・ミニ予測:細田 守 ーー CUT(8月号)
 − サマーウォーズの監督インタビュー。映画はまだ見てませんが、コミックを読んでちょっと見に行きたい気分になっていす。おもしろそう。

・ミニ予測:石川遼「ミラクル伝説」経済効果200億円 ーー AERA(7月13日)
 − 毎日石川君を見ない日は無い!というぐらい見ているので、経済効果はこのぐらいあるかもしれません。心に残るヒーローは「自分で物語を作る」という文章が気に入りました。


以上、8項目を選んでみました。(全体では58記事)
仕事がら、どちかというと、政治・経済・世界情勢などの方向ではなく、IT系、それに関わる周辺分野の記事に私は注目して見てみました。

全体を通した感想

全体を通してみての感想ですが、「まとまっていて、全体を見渡すことができる冊子」という印象です。
選んでいる雑誌もビジネス系を中心で、今後のビジネストレンドがどのようになりそうなのか、まとまっているかと思います。

こうやったらよいかも?

全体として、よくまとまっている雑誌だなと思ったのですが、いくつか気になる点が出てきました。
気になった点としては、
・値段が高い
・毎月この分量を読むのは大変かも
・興味を持った分野を深く掘り下げることができない
というところが気になりました。

各雑誌を効率的に見回れるという点がポイントなので、もうちょっと記事数のボリュームを減らし、値段を下げて、流通されやすくすると、目にとまり、売れるかもしれません。
イメージ的には、本屋によくおいてある「新刊一覧」や「記事まとめ」のような感じになると手にとってもらえるのかなと思いました。

また、深く掘り下げる部分としては、Web化もよいと考えられます。関連する記事をリンクすることによって、その記事に書いてある内容をより深く追えると思います。
これからの出版業界の動きを見るとやはり、Web化は避けられない道なのかと思います。

終わりに

R+ に参加をしてみて、2回目のレビューでした。
レビューというのは本当に難しいですね。雑誌を読みつつ、自分の意見を考え、まとめ、表現する。
「文章を書く」という良いトレーニングになっているので、結構楽しみにながら書いています。

また、やっぱり雑誌が届くとうれしいですねー。がんばってレビューを書かなきゃと思わせます。

また、次のレビュワーにも選ばれているようなので、次もがんばります。

2009年7月20日月曜日

【R+ レビュー】 News Week 7/15 発売号 完全永久保存版 マイケルよ、永遠に



先日紹介した、R+(レビュープラス)のレビュワーに選ばれました!

今回は、NewsWeek 日本語版 7/15 版。
マイケルジャクソンの大特集号です。

実はNewsWeek自体、約10年以上前から月に1回程度読んでいた雑誌でした。
きっかけは大学のゼミの先生。その先生がこの雑誌を定期購読していて、それを読ませていただいていたのがきっかけです。
内容は政治・経済・文化など、幅広い内容を扱っていて、「いま何が世界で起こっているのか」を一望できる雑誌です。

では、さっそく今回号のレビューをしてみましょう。


アメリカが失ったMJという伝説


先日突然なくなった、世界的大スター「マイケルジャクソン」。
その追悼式の写真が見開き2ページにわたり掲載してあります。
また、マイケル自身の特集として、約20ページにもわたり写真・記事が掲載されています。

記事の内容は、マイケルの過去の栄光〜現在の凋落までを書いています。
記事中には、「帝王から変人への転落」という見出しで書いてあり、これまでのきらびやかな栄光に対して、近年の奇行や
裁判など「変人」扱いされてしまっていたという内容。

彼の死語、アルバムの売れ行きも急激に伸びました。
その現象をここではこう表現しています。
「悲しみの一部は罪悪感から」
これまでゴシップなどでメディアの餌食になっていたマイケルが、ほんとうにいなくなってしまったとき、人々が彼の再評価をするために
アルバムを買っているのだとしています。

また、「サウンドとビジュアルの伝道師」というページで黒人アーティストの中でももっとも成功しているのが
マイケルだ。と書いています。

「国境を超えた輝きと悲しみ」では、世界中で彼の死を悲しむ人たちの写真が掲載。(あのセブ島の囚人たちも出ていますw)

「ノービデオ、ノーマイケル」では、マイケルの過去の作品を一覧にしてあり、とてもわかりやすい。
全アルバムの曲名まで入っているので、ミュージックビデオなどを見たときに、この曲は、このアルバムに入っていたのか!などわかりやすいです。

とここまでがマイケル特集でした。


そのほかの気になった記事


「グーグルOS侵攻作戦」
グーグルが最近発表した、クロームOSについての記事。もちろんマイクロソフトの牙城を切り崩せるか?との内容です。
個人的には目を引いた内容でした。

感想


これまで読んできたNewsWeekの切り口そのままに、マイケルジャクソンについて語ってあったので、おもしろかったです。
90年代後半では、一部メディアで奇人・変人扱いされてきたマイケル。それを第3者視点で切り込むNewsWeekという構図で、NewsWeekの
取材対象に対するスタンス・考え方がくっきり出ている内容だと思いました。

個人的にもマイケルジャクソンはファンだったので、今回の彼の死亡について彼の作品の再評価、彼の社会的影響力、慈善かつどうなどを
もっと掘り下げてほしかったのが感想です。