2009年12月20日日曜日

【R+ レビュー】 クーリエ・ジャポン 1月号 2009年TIMEが選ぶ 世界の発明品 BEST50



クーリエ・ジャポンの4回目のレビューです。
今回はベルリンの壁が崩壊してから20周年のベルリン特集 「新世紀ベルリン」がメインの号です。

メインはベルリンの特集なのですが、今日レビューしたい特集は「2009年TIMEが選ぶ 世界の発明品 BEST50」です。
今年発明された発明品の中で、あのTIME紙が選んだ発明品が紹介されています。

TIME紙が選んだ世界の発明品


TOP50の発明品の中で、私がこれだ!と思ったのをピックアップしてみます。

・次世代ロケット アレス
 スペースシャトルの後継機、アレス。スペースシャトルは近年中に退役することが決まっているようで、
 次のロケットを開発されていたようです。
 ご存知の方は知っているかもしれませんが、そのフォルムはサターン型にそっくり。ロケット形なのです。
 全長も100メートルということで、かなり大きくなっています。(比較図で自由の女神が73メートルという
 事を知ったのも始めてでしたw)
 
・コントローラーなしのゲーム
 これはゲーマー、そして一般ユーザーの裾野をまた広げそうな発明だと思います。
 コントローラーなしのゲームをマイクロソフトが発明したそうです。
 その名も「プロジェクト・ナタル」。人間の動作に反応してゲームが操作できるとの
 ことです。
 Wiiのコントローラーもゲームをする人の裾野を広げましたが、このコントローラーが
 できると、もっと簡単にできるので、ゲームをする人が増えるかもしれません。

・電気眼
 簡単にいうと、義眼ではなく、ちゃんと映像がみえる義眼。
 「盲人は小型カメラ付きのメガネをかける。カメラからチップに画像を送り、チップがその画像を脳に
 送る」という仕組みのようで、目が見えない人でもちゃんと映像を見ることができるようです。
 いまはレーシックのように、直接目のレンズに手を入れていますが、このような装置ができると
 よいかもしれませんんえ。

・携帯超音波検査装置
 GEのグループ会社 GEHealthCareがつくった、超小型のCTスキャンのようなもの。
 これまでは大規模な装置を利用してでしかできなかった検査が小さな機械でできるよう
 になっています。形は携帯電話のようにコンパクト。
 小さくなったけど、性能は通常の機械を同じぐらいだそうです。こういう小型化がすすむと
 災害時などの医療行為の質がどんどんかわってくるでしょうね。

・羽なし扇風機
 これはもう有名かもしれません。ダイソン社が掃除機につづいて発明した、羽なし扇風機。
 まだ私は実物をみていないのですが、これはすごいですねー。子どもが遊んで指を突っ込むことも
 ないし。もうちょっと安くなって、家庭に届くようになるとよいですね。

・万人向けの一輪車
 小学生のころ、一輪車を練習したけど、どうしても乗れなかった… そんな人の夢を叶える
 万能の一輪車(誰でも乗れそう!)が発明されています。しかもHONDAから!
 セグウェイのように、体の傾きだけで操作する一輪車。
 広い敷地を利用する仕事や、新しいスポーツができるかもしれませんね!

これ以外にもこんなことができるんだ!と驚く発明が今年されています。(HIVの特効薬とかね)
人間の発明する力というのに、ただただ驚きです。
来年も驚くような発明ができくると考えると、わくわくしますね。

こういった記事は日本ではなかなか見られないので、ほんとに勉強になります!

今月号もボリューム感たっぷりのクーリエ


今月号はこの特集に加えて、ベルリンの壁が崩壊してから20年の特集を茂木先生と一緒に取材されて
いる特集が掲載されています。
ベルリンの今と昔がかなりのボリュームで約30ページ近く取り上げられています。
政治的な話からスポーツ、政治、芸術までベルリンの今を取り上げていますので、ドイツに興味が
ある方はぜひ購読してみてください!この1冊で世界でなにが起きているか一目でわかります!




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