2010年2月22日月曜日

クーリエ・ジャポンのCM撮影会に参加してきました!


昨日、「クーリエ・ジャポン」のCM撮影会に参加をさせていただきました。
きっかけは、いつもレビューを書いている「レビュープラス」さんからお誘いを受けたからでした。
ちょっと急な日程にも関わらず、6〜7名の方がいらっしゃって、楽しい撮影会でした。

写真OK、TwitterもOK!とのことでしたので、撮りまくりました。その写真を公開します。

クーリエ・ジャポン CM撮影の様子

スタジオ到着後、一緒にインタービューを受ける方と歓談中。
みなさんやっぱりクーリエ・ジャポンを持ってきいます。



待合室の様子。けっこうワイルドな置物が多いなーと思っていましたが、後でここがあんなことになるなんて…


お茶菓子として出していただいたドーナッツ。自然派のドーナッツで美味しかった!
(食いかけでゴメンナサイ)


いつもお世話になっているレビュープラスの社長さんと歓談中。
手前がさきほどのドーナッツ。iPhone所有の割合がひじょーに高かった!



実際に撮影をする場所への入り口&中の様子。
スタジオなので、照明とかは本格的!

スタジオの撮影セットはこんな感じ。
上でも書いていますが、「本物だ!テレビで見る撮影道具と一緒だ!!」とひとり興奮状態。女性の方はこのスタジオで撮影。


続いて、待合室を撮影スタジオに変更して、男性の撮影準備に入ります。
いよいよ私の出番が… (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル


ちょっとわかりにくいですが、待合室&男性撮影分のスタジオ。
鞍とかバイクとか、バッファローのツノとか…。とにかく置いてある小物がワイルド。

男性陣撮影まで、女性が使っていたスタジオを待合室に変更。
レビュープラスのお二人。左の方が、先日青森まで突貫旅行をされた方です。ご苦労様でした!

クーリエ・ジャポンの広報担当の方。
高性能のカメラを手に取り、撮影してもらっています。カメラは詳しくないのですが、どうやら良いものらしく、話が盛り上がってました。

いよいよ本番。
始めて「マイク」をつけました。よくテレビのアナウンサーの方がつけられているようなマイクです。へー、こんなんなってるんだ!という感じ。

この後、本番撮影でした。
撮影中の姿もとってもらっているのですが、流石に顔は出せません…。ご容赦ください。m(__)m

男性用のワイルドなセットで撮影をおこないました。あんまりワイルドなんで、
「自分の部屋で撮影しましたってブログに書いたら?」
「こんな部屋で放送したら、どんだけの人なんだと思われるんでしょうね」
「三割増でいい男に映りますね!」
など、部屋のセットがそんな感じだったので、こんな会話に花が開きました。

で、本番。
途中、照明が熱くて汗がでてしまって、拭いてもらいましたがなんとか撮影終了しました。
何をしゃべってるか覚えていませんでした…。
途中、その話をもう一度お願いします!って言われたのですが、「あのー、忘れてしまいました‥」の一言。みなさん笑ってましたw



これが最後の写真です。
本番終了後、待合室に戻ってきました。
クーリエ・ジャポンさんの年間購読特別優待。ありがとうございます!

この後、もう一人いらっしゃったようなのですが、先に帰らせていただきました。
帰るときに、みなさんから「ありがとうございました!」とのお言葉をいただいたので、恐縮しながら、帰りました。帰り際はちょっと芸能人の気分を味わえました。

放送時期

これから放送枠の調整があるとのことでしたが、BS、CSの専門チャンネルを中心に流れるそうです。
地上波は地方のほうに流れる予定とのことで、ちょっと残念な気も…。
(みなさんに見られるのを喜んでいいのかどうか…)

ほんとにありがとうございました!

今回の機会を与えていただいた、クーリエ・ジャポンのご担当者様、レビュープラスのご担当者様、本当にありがとうございました。
貴重な体験をできて、ほんとうに楽しかったです!

2010年2月20日土曜日

【R+ レビュー】クーリエ・ジャポン 3月号 貧困大国(アメリカ)の真実


レビュープラスさんから今月も献本をいただきました!
今月の特集は「貧困大国(アメリカ)の真実」(!)というタイトルです。

自由の国、富める国、世界最大の国というイメージのアメリカ。
その大国の裏側を知る特集です。

この特集の責任編集は「堤未果」さん。
恥ずかしながら、この特集を見るまでは私は知らない方でした。
しかし、調べてみると、最近注目されているジャーナリストの方なのですね。
9.11をきっかけに、アメリカの事を書き始め、昨年は第56回日本エッセイスト・クラブ賞、新書大賞2009
の2つの賞を獲得されているそうです。注目のジャーナリストの方です。

アメリカの内情

今月号の特集は結構衝撃的です。
富める国、世界のリーダーのアメリカの内情がこんなに”ひどくなっている”とは、衝撃的でした。

・ひとりあたり約130ドル/月支給される「フードスタンプ(食料配給券)」の受給者が激増している。
アメリカ国民の12%がこの制度を利用して毎日の食事を取っているようです。

・民間医療保険に入っても医療問題が解決しない。
皆保険でない国で病院にいっても保険がきかないため、莫大な慰謝料を払わなくてはいけません。
例で取り上げられていたのが、「短期医療保険」に入っていたケース。長期保険が切れたタイミングで入る目的で作られている保険に継続的に入っているが、六ヶ月更新の保険で、なにかあったときには、「既往症」ということで保険金が払われないことも。

・学生が進学費用のために借金漬けに。 
これまで大学へいくために奨学金が充実していたアメリカの大学。金融危機後の資金繰りによる予算削減と、利益追求型にシフトしているため奨学金が受けにくくなり、だんだんと大学に行きにくくなっている。
経済的に難しくても、優秀であれば大学にいけたアメリカの大学だが、今後こういったことが続くと、間違いなく国際的な競争力が落ちてしまう。

・刑務所ビジネスの民営化
「圧倒的に安いコスト」でモノを生産できるとしたら…。モノを作っている会社の人であれば、飛びつきそうな話ですが、それは刑務所で生産されます。
刑務所が民間企業運営となり、その数が加速して増えていきます。入所者を確保するために積極的に逮捕してみたり、保護観察として長期間監視を行ったり。
安いコストでのモノの生産だけでなく広大な土地を利用した投資信託まで…
利益追求型のモデルを優先させてしまうと、従来の「更生施設」としての役割にキケンな変化が起こっているようです。

個人的には、豊かな、優秀な人がいる(医療も大学も)社会だと思っていたのですが、それらを支える仕組みがここまで荒んでいるとは思いませんでした。

アメリカはどこへ向かうのか?

期待と興奮を胸にオバマ大統領が就任して1年。期待が失望に、興奮が冷めて現実に戻っている様をみて、アメリカという国がどこに向かっているのかが最近気になっていたところに、この特集でした。

この特集を読んでみて、アメリカらしい、「利益追求型・合理的な考え方」が企業だけではなく、社会を構成する様々なところに入り込んでいることにより、いろんな弊害が発生ているのだなと思いました。


上記で上げた状況をみても、必ず出てくる言葉は「金融危機以後」。
金融危機でおかしくなった経済を柔軟に吸収することができず、そのまま利用者・国民に影響が出ているように思われました。

今後、世界の成長センターがアジアへとシフトしていくなかで、リーダーを維持したいアメリカが、中国その他のアジア各国に対してどのような考え方、行動に出てくるか。
その考え方の根幹にあるアメリカ社会の現状がこのような状況(もっと悪くなるかも)だと誤った対応をすることにならないかちょっと心配になってきました。

しかし、アメリカには良い面もあると信じています。

失敗からすばやく学んで軌道修正する力、新たな状況に対応する柔軟性、行動力、議論する力。

これらをもっているので、困難にあっても、先送りせず対応し、きっといまの問題が発生している状況を改善していくと思います。

読み終わって

今回の特集は「アメリカの今の本当の姿」を深く理解するよい内容(けっこう衝撃的でしたが)になっていたと思います。

報道で見るアメリカとはちがった角度(国民視線)でみるアメリカ社会。
アメリカ社会の数年後が日本の社会と言われていますが、いまのアメリカ社会をよく観察しておくことによって、これから日本がどのようになっていくのかがわかるかもしれません。


2010年2月12日金曜日

料理と仕事が似ている理由


自分で朝ごはんを作り始めてからちょうど1年ほどが経ちました。(2009年2月ごろ開始)
なんだかんだ言われながら、1年間続けてこれたのも、家族のおかげです。

「もう1年になるのかー」と思い出しながら、ふと思ったことが、

「料理と仕事が似ているのでは?」ということ。

なぜそう思ったのか?

料理自体本格的にはじめて1年ちょっと。最初のころはなにをどうすればよいかわからず、あまり考えずに(メニューとか、調味料とか)作っていました。しかし、当然ながらそれではうまくいきません。

一度やらかしたのは、朝にも関わらず、ご飯、パスタ、お味噌汁、パンを出したことでした。当然「こんなに食えねーよ!」というクレームがでました (><)

一通り横に先生(妻)がいて教えてもらい、なんとなく全体の流れがわかるようになってきて、「最初にメニューを考える」、「お湯が湧いてから材料を入れる」、「調味料を入れるタイミングはここ」とか、理解できるようになってきました。

ポイントは、
「全体(メニュー)を俯瞰して、準備(材料・調味料)を怠らず、適切な順番(炒める順番やメニューの順序)で行う」
ということです。

このポイントは、仕事にも応用できるのではないか?と思い始めたのが最近でした。
上のポイントを仕事に当てはめると
「全体(タスク)を俯瞰して、準備(資料、関係者からのヒアリングなどの情報収集)を怠らず、適切な順番(優先順位)で行う」
となるのではないでしょうか。

また、成果物の評価も一緒だと思います。
料理の評価方法:食べてくれる人が”おいしい”と思うか、”まずい”と思うか。
仕事の評価方法:仕事を頼んだ人が”ニーズに合致している”と思うか、”ニーズに合致していない”と思うか。

段取り〜作業〜評価方法まで似ているので、片一方でうまく行きはじめると、もう一方でもうまく回り始めるかもしれません。

うまくこなすには?

では、両方ともうまくこなすためには、どうやったらいいでしょうか?
ポイントは、上のポイントの「全体を俯瞰する」だと思います。

料理も仕事も全体を俯瞰する(自分が何をやりたいのか?)」を明確に持っていると、その後の作業がやりやすくなっていくような気がしています。
料理では、「今日のメニューは何にしよう」ということだったり、仕事では「今日のタスクは、これとこれ」というふうな感じで。

これさえ決まってしまえば、優先順位をつけて、後は実行するだけです。

フィードバックを積極的にもらう

成果を出したけれども、フィードバックが無いと改善点がわからず、実は成果物がよくないままズルズルと自分のやり方になっていく…。
ということを避けるためにフィードバックを積極的にもらいいったほうがよいかもしれません。

料理だと、食べてくれる人に「今日はどうかな?塩が効きすぎていない?」とか。
仕事だと、依頼された人に「オーダーされたものと比べてどうでしょうか?」など。

フィードバックと改善点がうまくハマリはじめると面白くなってくることマチガイなしです。

最後に

この1年で経験し、考えてみた内容をまとめてみました。
料理も仕事も似たようなモノと思っているので、どちらかがうまく回るようにすれば、どちらかに影響を与えることができるのではないかと思います。

2010年2月9日火曜日

【R+ レビュー】BBT on DVD 大前研一LIVE(トライアル版)




今回のR+のレビューは、「BBT on DVD 大前研一LIVE(トライアル版)」です。
R+が始まって以来(?)のはじめての”DVD”のレビューです。

大前さんが主催されている、BBT(ビジネスブレイクスルー)の講演を11周年記念ということで、
視聴者のみなさんの前で録画されている番組です。

どんな内容か?

約2時間(!)の内容は以下です。(2009年11月29日分)
・今週の大前研一
・ニュース解説(前編)
・RTOCS(Real TIme Online Case Study)
・ニュース解説(後編)
・スペシャルコンテンツ:大前研一 アワー
DIAMOND「Harvard Business Review」
創刊30周年記念講演 ニューグローバルリーダーの条件
なかなかボリュームのある内容で、見るのも大変でした。

ニュース解説

「ニュース解説」では、その時に話題になっているビジネスニュースについて解説しています。
今回は、「ドバイの不動産ショック」、「トヨタのリコール問題(フロアマットの不具合)」、「国内百貨店の売上減少」などなど…
大前さんが、現状分析、これからどうなるのか?をわかりやすく紹介しています。

特に面白かったのは、「Real TIme Online Case Study」です。
"もしも私がヤマハ発動機の戸上常務だったら?" というケーススタディです。
自分がその立場だったらどのように考えて、行動してみるか?をその場で説明をしてくれる内容です。

実際にコンサルタントだった大前さんが、ケーススタディを通して、そのポジションについた場合どのように問題を定義して
解決していくのか?を説明してくれています。

一通り視聴してみて

一流のコンサルタントの方の講演を聞く機会というのはなかなかないので、今回のレビューは楽しめました。

いわゆる一流といわれている方が「どのように問題を定義して」「どのように解釈をして」「どのように解決をするのか?」
を解説してくれるのは、とても勉強になりました。

また、ニュースでも多種多様なビジネス環境(自動車・不動産・風刺画・ネットなど)の話もでてきましたが、それぞれのことをよく理解されていて、
「引き出しの広さ」も感じられました。

私自身こういったビジネス講演をDVDで聞くという形ははじめてなので、新鮮な感じでした。

今度はこんなのはどうでしょ?

今回、DVDでいただいたのですが、配布方法はもうちょっと改善できるのではないかなと思います。

1. PodCastで視聴(試聴)ができる
現在では、試聴方法が多様化していて、DVDプレイヤーの前に座っていなくても番組が見れます。
PodCastで配布をすれば、通勤時間にも見れるので、ビジネスマンにも受け入れられるのではないかと思います。

2. 動画サイトで有料で流す。
Gyao!などは、課金ができる仕組みが整っているので、こういう有料視聴者を獲得したいというプラットフォームが整っているので、こういったところにコンテンツを提供してみて、ネット利用者に見てもらうのはどうかと思います。

いまのビジネスマンにとって、とってもよい"コンテンツ"なので、もっと多くの人に聞いてもらってみてもらう方法を工夫してみる価値があるかと思います!



2010年2月6日土曜日

GoogleでのRコーディングスタイル


前回の「GoogleとFacebookではRはどのように使われているか?」が意外と人気だったため、引き続き統計ソフトRのお話。

今回取り上げるのは、GoogleでのRコーディングスタイルについて。
これもちょっと調べ物をしていた際に発見したページです。
(もしかしたら、Rを利用されている方にとってはポピュラーなページかもしれませんが)

今回もこちらのページを日本語訳に挑戦してみました。
(例によって英訳に誤訳等があるかもしれません…ご容赦ください)

GoogleでのRコーディングスタイル

今回のページはこちら
GoogleCodeの中のページです。元々はGoogleCodeの中で、各種言語のコーディングスタイルが記載されているようです。
C++や、Objective-C、Pythonのスタイルが書いてありました。

Google's R Style Guide


サマリー:Rスタイルルール

1.ファイル名:「.R」で終わること
2.アイデンティティ:変数.名前、関数名、定数
3.一行の文字数:最大80文字
4.インデント:2つのスペース。タブは使わない
5.スペースの取り方
6.中括弧({} ←これの事!知らなかった。Curly Bracesっていうんですね)
7.代入:「<- 」を利用しましょう。「=」じゃなくて。
8.セミコロン:使っちゃダメ
9.一般的な表記
10.コメントガイドライン:すべてのコメントは「#」の後にスペースを入れる。インラインは「#」の前にスペース2つ
11.関数の定義と呼び出し
12.関数のドキュメント
13.関数例
14.ToDo例


サマリー:R言語のルール

1. attach:使用を避ける。
2.関数:エラーはstop()を利用して表示させる。
3.オブジェクトとメソッド:可能であれば、S4オブジェクトとメソッドは使用を避ける。S3とS4は混ぜて利用しない。

表記法とネーミング

・ファイル名
ファイル名は「.R」で終わり、意味がわかるように命名をする。
[ファイル名]
良い例:predict_ad_revenue.R
悪い例:foo.R

・アイデンティティ
「_」(アンダースコア)や「ー」(ハイフン)は利用しない。アイデンティティは以下の慣例にしたがって利用する。
変数名はすべて小文字で、「.」(ドット」は利用して意味をつける。関数名は先頭を大文字にしてドットを利用しない。
定数は関数と同様に表記して最初に「k」を入れる。
[変数]
良い例:avg.clicks
悪い例:avg_Clicks , avgClicks
[関数名]
良い例:CalculateAvgClicks
悪い例:calculate_avg_clicks , calculateAvgClicks
[定数名]
kConstantName

シンタックス

・一行の文字数
最大でも1行80文字

・インデント
コードにインデントを入れる場合、2つのスペースを入れる。タブやタブとスペースを混ぜたものは利用しない。

・空白
スペースは、すべてのバイナリオペレータ(=, +, -, <-, ほか.)の周りで利用する。  コンマの前にはスペースは入れずに、コンマの後にスペースを入れる。
良い例:tabPrior <- table(df[df$daysFromOpt < 0, "campaignid"])
total <- sum(x[, 1])
total <- sum(x[1, ])  
悪い例:tabPrior <- table(df[df$daysFromOpt<0, "campaignid"]) # '<'の周りにスペースが必要      
tabPrior <- table(df[df$daysFromOpt < 0,"campaignid"]) # コンマの後ろにスペースが必要   
tabPrior<- table(df[df$daysFromOpt < 0, "campaignid"]) # '<-' の前にスペースが必要   
tabPrior<-table(df[df$daysFromOpt < 0, "campaignid"]) # '<-'の周りにスペースが必要
total <- sum(x[,1]) # コンマの後にスペースが必要
total <- sum(x[ ,1]) # コンマの前にスペースが必要  

左辺の前にスペースを入れる。(関数呼び出し以外)  
良い例:if (debug)  
悪い例:if(debug)

イコールやアロー(<-)が改善するのであれば、1行に他のスペースの入れるのも問題なし。  

plot(x    = xCoord,
     y    = dataMat[, makeColName(metric, ptiles[1], "roiOpt")],
     ylim = ylim,
     xlab = "dates",
     ylab = metric,
     main = (paste(metric, " for 3 samples ", sep=""))) 
)  
※見やすくなれば、スペースは入れても問題なし。  

カッコやブラケットの周りにはスペースはいれてはならない。
例外:コンマの後にスペースを入れる。  
良い例:if (debug)
x[1, ]  
悪い例:if ( debug ) # "debug"の周りにはスペースを入れない     
x[1,] # コンマの後にはスペースを入れる。

・中括弧
中括弧の開始はそれ単体で始めてはならない。終了の中括弧はそれだけで1行にしておく。1行で構成される場合は中括弧は覗いてもよい。
if (is.null(ylim)) {
  ylim <- c(0, 0.06)
}
xor (but not both)
if (is.null(ylim)) 
ylim <- c(0, 0.06)

ブロック本体は新しい行で開始されなければならない。  
悪い例:if (is.null(ylim)) ylim <- c(0, 0.06) #中括弧を入れる      
if (is.null(ylim)) {ylim <- c(0, 0.06)} #改行を入れる  


・代入
「<-」を利用。「=」は利用しない。  
良い例:x <- 5  #「<-」を利用している。  
悪い例:x = 5 #「=」を利用している。

  ・セミコロン
セミコロンで終わらせてはいけないし、1つのコマンドを同じ行に利用する場合は、セミコロンは省略してはならない。
(セミコロンは必要ではありませんし他のGoogleスタイルガイドでも省略されています)

構成

・一般的なレイアウトと順番
みなさんが統一された順番でコードを書くと、私たちは、お互いのコード(スクリプト)を早くそしてより簡単に理解することができます。
1. 著作権コメント
2. 作者コメント
3. プログラムの目的、インプット、アウトプットを含めたファイルの詳細コメント、
4. source()、library()ステートメントを記入
5. 関数の定義
6. print ,plotなどの実行するステートメント

単体テストを行う場合は、originalfilename_unittest.Rのように別ファイルにすること。

・コメントガイドライン
コメントをコードに書いてください。すべてのコメントは「#」の後にスペースで書いてください。
短いコメントはコードの後ろに2つスペースを入れ、「#」の後に1つスペースを入れてください。

# Create histogram of frequency of campaigns by pct budget spent.
# 長いコメントは1行に。#スペースで始める
hist(df$pctSpent,
breaks = "scott", # method for choosing number of buckets 
# 短いコメントはコードの後に入れる
main = "Histogram: fraction budget spent by campaignid",
xlab = "Fraction of budget spent",
ylab = "Frequency (count of campaignids)")

・関数の定義と呼び出し
関数の定義は、デフォルト値以外を最初に持ってきて、その後にデフォルト値を持ってくる。
関数の定義と呼び出しを両方行う場合、複数行にわたってもよい。改行は代入の場合に許される。
良い例:PredictCTR <- function(query, property, numDays,     
showPlot = TRUE) # 代入を行っているため、改行してもよい。  
悪い例:PredictCTR <- function(query, property, numDays, showPlot = TRUE)# 代入で改行されていない。
原則的に、単体テストはサンプル関数で呼び出されるべきである。 


・関数のドキュメント
関数のドキュメントは関数の定義のすぐ上にコメントを書いた方がよい。これらのコメントは1センテンスで構成差れるべきで「Args:」で説明したほうがよい。日付を含む返り値は「Returns:」で説明したほうがよい。
コメントは他の利用者から関数コードを見なくても使えるように十分に書く必要がある。

・関数のサンプルコード
CalculateSampleCovariance <- function(x, y, verbose = TRUE) {
  # Computes the sample covariance between two vectors.
  #
  # Args:
  #   x: One of two vectors whose sample covariance is to be calculated.
  #   y: The other vector. x and y must have the same length, greater than one,
  #      with no missing values.
  #   verbose: If TRUE, prints sample covariance; if not, not. Default is TRUE.
  #
  # Returns:
  #   The sample covariance between x and y.
  n <- length(x)
  # Error handling
  if (n <= 1 || n != length(y)) {
    stop("Arguments x and y have invalid lengths: ",
         length(x), " and ", length(y), ".")
  }
  if (TRUE %in% is.na(x) || TRUE %in% is.na(y)) {
    stop(" Arguments x and y must not have missing values.")
  }
  covariance <- var(x, y)
  if (verbose)
    cat("Covariance = ", round(covariance, 4), ".\n", sep = "")
  return(covariance)
} 

 ・TODOスタイル
一貫したスタイルでTODOリストは書いてください。

言語

・Attach
attachを利した場合、大量のエラーを生成する場合があります。利用は避けてください。

・関数
エラーを発生させる場合は、stop()関数でエラーを表示させてください。

・オブジェクトとメソッド
S言語は2つのオブジェクトシステムを持っていて、両方ともRでは利用できます。
S3メソッドはインタラクティブで柔軟ですが、S4はフォーマルで厳格です。

S4オブジェクトを利用する強い理由がない限り、S3オブジェクトを利用してください。
S4オブジェクトを利用する際の第一の理由はC++コードを直接利用する場合です。
S3とS4を混ぜて使うのは避けてください。S4メソッドはS3の資産無視します。そのまた逆も同じです。

例外

他に合理的な理由がない限りはコーディングスタイルは上記に従うべきです。
例外は、古いコードや3rdパーティーのコードに含まれます。

最後に

コードを書く際は、一般常識と一貫性を使ってください。
もしコードを書く場合、数分間を使って、コード周りを見渡してあなたのコーディングスタイルを決めてください。
もし他の方がif文の回りにスペースを利用していた場合、それに従ってください。また、他の方がコメントに星を利用していた場合、あなたも同様にしてください。

スタイルガイドラインのポイントは、コードを書く人があなたが何をいわんとしているか、さらにどうやって実現するかを理解させ、集中させるための共通の用語です。私たちは、共通の用語を知る人のためスタイルルールを提供しました。
しかし、ローカルスタイルは同様に重要です。もしあなたが追加しようとするファイルのコーディングスタイルが大幅に違う場合、(コードスタイルの)不連続性は、コードを読むときにリズムを崩します。これは避けてください。

コードを書くためのスタイルはこれで十分です。コード自体は非常に面白いです。
楽しんで!

リファレンス

http://www.maths.lth.se/help/R/RCC/ - R Coding Conventions
http://ess.r-project.org/ - For emacs users. This runs R in your emacs and has an emacs mode.

書き終わって

このブログが始まって以来,最大の長さになってしまいました。
これからRを勉強しようとされる人(私も含めて)にとって参考になればと思います。

2010年2月4日木曜日

もしもiPadを買ったら…、うちではこういう使い方をします。


iPad発売前から人気ですね!
世界中の人が待ちにまった、プロダクトがついに世の中にデビューしました。
手にとった人のライフスタイルが変わってしまうぐらいのインパクトがあるのではないかと思われます。

そんなiPadですが、ネット上では「ビジネスモデル」とか、「3Gネットワークの課金方法」とか「iBookStoreの導入による電子書籍が普及」
とか、ビジネス系の話が盛り上がっています。

しかし、今回は、そういったビジネスの話ではなく、実際に家にiPadがた来た場合にどんな使い方ができるか?を考えてみました。

うちの家族構成

家の家族構成は、いたって標準な核家族です。
・私
・妻
・小さな子供(保育園児)

この家族構成でどんなiPadの使い方ができるでしょうか?

実際の生活ではどのように使うのか?

利用する人をベースにして考えてみました。

・私
−Web閲覧
−プライベートのメール送受信
−AppStoreで購入したアプリケーションの利用
−NYTimesなどの英字新聞の購読
−英語学習
ーTwitter(w

・妻
−Web閲覧
ープライベートのメール送受信
ーAppSotreで購入したレシピサイトの閲覧
ースーパーのがわりのネットショッピング
ー家族写真の閲覧

・子供
ー動画サイトの閲覧
ーiBook Storeで勝った絵本を見る(まだ始まるかどうかわかりませんが…)
ー言葉の学習

家族で使うのに最適なプロダクトかも

iPhoneをここ1年強使っているのですが、「個人」で持つにはちょうどよい端末なのですが、リビングなどで利用するにはちょっと小さい。
かといって、ノートPCを利用するところまではいかない…
そんな隙間を埋めるプロダクトがiPadです。(JobsのプレゼンテーションでものiPhoneとMacBookの間のプロダクトがないと言っていましたね)

実際のプロダクトはみていないのですが、片手で持てて、画面だけで操作できて(タッチパネル)持ち運びもしやすい。
こういった情報端末は、家族のライフスタイルも変えるかもしれません。

中でも期待しているのは、やっぱり「iBook Store」です。
実際の紙の本も大変好きなのですが、やはり本はかさばる…。

子供の絵本も50冊ちかくあり、書斎のかなりのスペースをとっています。
また、寝るときに本を読ませているのですが、本をもって読ませなくてはいけないため、結構負担になってしまいます。
(腕がプルプルしてしまいます)
本の重さがないのであれば、子供を寝かせる時のトレーニング(w)がなくなるのが嬉しいですね。

妻にとってもメリットがある端末ではないかと考えています。
クックパッドなどのアプリケーションはiPhoneでも閲覧できますが、実際に料理をしていると、画面が小さすぎて料理の手を止めて画面を操作しなくてはいけません。
これまでは、料理本を脇において料理をしていました。

もし、iPadの大きな画面があれば、こういった脇見しながら料理という手間がなくなるのではないかと思います。

写真もiPhoneの画面では小さすぎてよくわからないのでしたが、iPadの画面であればわかりやすいかもしれません。
(デジカメでとった動画とかもみれるんだろうか…)

できればiBook Storeを導入してほしい

現時点では、iBook Storeを日本では導入未定なようですが、販売されるタイミングでは、ぜひiBook Storeを導入してほしいです。
自分の読みたい本をかさばらずに持ち歩きたいし、子供の絵本なども買って読んであげたいと思っています。

ビジネス上様々な問題があるのはよくわかりますが、「消費者にとってメリットがある」のであれば、きっとみんなから支持されるのではないかと思います。

ともあれ、まだ実際に手にとっていない端末なのでなんともいえませんが、ぜひ購入したいプロダクトです!