2009年8月7日金曜日

短期間で成果を出すには:インプットアプローチとアウトプットアプローチ



最近仕事もでも、プライベートでもそうですが、「時間の使い方」というものをよく考えることが多いです。
つまり、「どうやったら、アウトプット(結果)を早く出せるか?」ということ。

時間は有限で、誰もが同じ時間を過ごしています。その中でどうやってやれば結果が出せるか?ということを考えるようになりました。

そこで考えてみたのが、アウトプット(結果)を出すために必要なアプローチの仕方。

「学習する(インプット)のをやってから、アウトプットを出すのか」、もしくは「アウトプットを出しながら学習していくのか」のどちらがアウトプットを出すのが早いのか、ちょっと考えてみたいと思います。

学習する(インプット)のをやってから、アウトプットを出す


学校の学習は、このスタイルですよね。
教科書を勉強した上で、宿題やテストなどで学習したことが身についているかをはかる。

この方法のメリット・デメリットは
[メリット]
・全体的にぬけ・漏れがなく学べる(全体像がつかめる)
[デメリット]
・学習に時間がかかる
でしょうか。

学校教育としては、全体的に抜け・漏れがなく幅広い分野をカバーしなくてはいけないため、このようなスタイルになっているのかもしれません。
また、すぐに”成果を求められていない”という点も、このように学習時間をより多くとれる要因の一つかと考えられます。(※1)

アウトプットをしながら、学習していく


では、アウトプットをしながらのアプローチではどうでしょうか。
このアプローチは社会で働く人で多く実践されているかと思います。

この方法のメリット・デメリットは
[メリット]
・求められているアウトプットを早く出せる
・必要最低限の学習ですむ
[デメリット]
・全体的な抜け・漏れがでてきてしまう(全体像がつかみにくい)

でしょうか。

社会で働く人にとっては、学習よりも成果を強く求められます。(といか、それしか求められません)
企画書を作ったり、営業をしたり、会議用の資料を作ったり、プレゼンしたり・・・
学習する時間があまりないような環境なので、どうしても、このようなアプローチになってしまいます。

しかし、こういう「時間がない環境」こそが、実は短期間で成果を出せる環境なのかもしれません。
あいている時間が短いのでその中で必要な部分を「絞り込む」
これができるようになると、短い時間でアウトプットができるかと思います。

まとめ

ケースバイケースだと思うのですが、社会人になってからは、「アウトプットをしながら学習していく」という方法が効率的でやっていけるのではないでしょうか。
ただし、何をアウトプットとするか?の定義をきちんとしないと、無駄な作業が発生する。(書いていて、耳が痛い・・・)

と、時間をかけずに成果を出すようなアプローチ方法を考えてみました。

※1:学校教育に社会人のように「成果主義」のような概念を導入すると、今の教育方法が極端に変わってしまうかもしれませんね。
基本的に社会人は「わからない点」を把握してその部分を埋めていくという作業を行うことが中心なので、「教育の仕方」のアプローチが変わってきます。
つまり、受動型の授業ではなく、問題発見・解決型の授業になっていくのかもしれません。
ついでに、「何がわかっていないか?」を考えることができる問題意識の高い生徒ができあがりますね。

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