2010年12月15日水曜日

【R+レビュー】 マックピープル 1月号


前号に引き続き、レビュープラスからマックピープル1月号を献本いただきました!
2ヶ月連続でのオファーありがとうございました!

今月号も盛りだくさん

今月号も盛りだくさんの企画で楽しませてくれています、マックピープル。
発売されたばかりのMacbookAir(これはなかなかよい!という評判)の特集では各種ベンチマークおをとったり、
ハードウェアの詳しい説明があったりと、マックピープルでしかできない(?!)ような特集っぷりで満足です。

会社でもMacbookAirが発売された直後から買った!という人が数名ほどいらっしゃいました。
一人の人がある集会で持ってきていたのですが、なんと「封筒」にいれて持ってきてました。
たしかに封筒に入っちゃうぐらい薄いのです…。

と、それ以外でも、注目の特集があります。
私がこれはおもしろい!といった特集をいくつかピックアップします。

ビギナーのためのストレージ入門

最近のストレージの進化はヤバいですね。
パソコンを始めたぐらいの1◯年前は、HDDはすぐに壊れる、遅い。という概念があったのですが、最近はそんなことはないのですね。
しかも、SSDというフラッシュメモリーベースの記憶装置も出てきていて、起動が早い、ディスクアクセスなどを気にしなくてもよい。
などメリットもいっぱい。先ごろ発売されたMacBookAirにも搭載されているので、今後注目の媒体ですね。
ちょっと今は価格が高いですが、普及してくると、価格もどんどん下がってくるのではないでしょうか。

その他にも、「フォーマット」、「パーティション、「NAS」などの普段は聞きなれないようなキーワードだけど、記憶媒体を扱うときに必要な
キーワードの説明なども充実していて、初めての方、これから挑戦してみようと思われる方にも分かりやすくなっています。

この特集は勉強になりました!

アップル起死回生ヒストリー

前号でも似たような特集がありました。今回は製品の視点で過去のAppleを振りかっています。
Appleの初期の製品から最新の製品までを網羅していて、「知らなかった!」という製品から、昔懐かしい製品、最新の製品までをカバー。
AppleⅡは、名前は知っていたのですが、こんな形をしていたとは…とか、カラフルなiMacは話題になって、当時すごくほしかったけど、価格が高くて手が出なかったとか、
クラムシェル型のiBookを家電量販店に観に行ったとか。
いろいろ思い出されて楽しかったです。

Appleの初期の製品から「工業製品としての美しさ」を追い求めている姿勢がはっきりしているのだなーと思いました。
(使いやすさとか、スタイリッシュであることとか)

別冊が2冊も

今回は別冊が2冊も!ついています。
「MobleMe」、「iLife'11 + iTunes10」の特集です。
初めて2つの製品を利用される方はちょうどよいスターターブックではないでしょうか。
写真が豊富で。説明もしっかり。分かりやすくて、ちょうどよいサイズで…。
Macの初心者にはぴったりのサイズ内容かと思います。

「私とツレとこだわりMac」が単行本化??

最後に、ちょっと目に止まった広告が。
マックピープルで連載中の「私とツレのこだわりMac」が単行本化するみたいです。
素晴らしい!
ほのぼのした生活の中で、Macがさりげなく出てくる、貂々さんとツレのやりとりがおもしろいので、ついつい一番最初に見ちゃうのですが、
単行本化するのはすごいですねー。
「ツレがうつになりまして」のころから読んでいるのですが、なかなか面白いと思います。

以上、マックピープル1月号のレビューでした。



2010年11月29日月曜日

Rユーザー会&Japan.Rに参加してきました(その1)



11月25日(木)〜11月27日(土)にかけて、「Rユーザー会」、「Japan.R」が統計数理研究所で開かれ、参加をしてきました。

■Rユーザー会はこちら
http://jasp.ism.ac.jp/~nakanoj/workshop10/2010Rmeeting.htm

■Japan.Rはこちら
午前の部:http://atnd.org/events/9223
午後の部:http://atnd.org/events/9806

■統計数理研究所はこちら

大きな地図で見る

今回は、
1.ゲストスピーカーで、ggplot2 のパッケージ作成者であるWickhamさんが講演に来られる。
2.Japan.RでRExcelのブースを担当する。
という2つの目的で両方ともに参加してきました。

ここでは、1.のWickhamさんの話をまとめたいと思います。

ggplot2とは?

Rではデフォルトで作図ができるPlot関数や、グラフ関係のパッケージを導入することで、グラフの作成ができますが、デフォルトで作成される図などはちょっと物足りない…。(という声が多いです)
で、その問題点を解消するために、"ggplot2"というパッケージが作成されています。(美麗だけというわけではありませんが)

詳しく知りたい方はこちら。
ggplot2 - http://had.co.nz/ggplot2/

Excelでは作成が難しいようなグラフもこのパッケージを利用すると、少ないコードで、きれいなグラフを作成することができます。



このグラフを作成するRのコードはこちら
d <- ggplot(diamonds, aes(carat, price, fill = ..density..)) + xlim(0, 2) + stat_binhex(na.rm = TRUE) + opts(aspect.ratio = 1) > d + facet_wrap(~ color)


このggplot2を作られた方がちょうど講演されるとのことで、「一生に一回あるかないかのチャンス!」と思い、参加をしてきました。

使われた資料

使われた資料は、すでにネットで公開されている資料をベースに進んでいきました。実はすでに以前SlideshareでPDFで取得してiPadにいれて閲覧をしていたので、特に大きな変更等はなかったように思われます。

■資料はこちら
http://had.co.nz/courses/10-tokyo/
>Slideのところ

利用したggplotのコードなどは、スライド資料の中に記載してあるため、ここでは割愛します。

■Toggeter:Rユーザー会初日


参加してみての感想

対象としては、ggplotを利用初めて利用される方を対象としているようで、過去に使ったことがあるような人や、現状バリバリに使われている人にはちょっと物足りなかったかもしれません。
しかし、「このグラフから何を読み取れるか?」や、「このグラフをどのようにすれば見やすいか?」などの課題(資料中のTutorialやYourTurnなど)で実際に作業をしなければいけなかったのが結構大変でした。
講義全体を通して、ggplotの構文をどう書くか?というよりも、「そのデータをどのように料理(グラフ作成)するか?」に力点をおいているように感じられました。

それと、残念な点が1点。これは、どの講演とかでもそうだと思うのですが、(私も含めて)議論があまり活発ではなかった点です。
インタラクティブに話が進んでいるのですが、
・「このグラフを見て何があるか、隣の人と2分ほど話してください」
・「なにか質問ありますか?」
などがあったのですが、(私も含めて)あまり発言が出ず…。
私が講師の立場だったら、がっかりくるなー。と思いました。
全体を通して英語でのプレゼンテーションでしたし、元々あまり発言をしない環境で育っている私たちですので、ある程度はしょうがないとはおもいますが、次のチャンスがあったら、質問してみよう思います。
せっかく何時間もかけて日本にきていただいているので、もうちょっと質問や議論が活発になっていればと思いました。

残念な点は来年改善(個人的)にするとして、普段お世話になっているPackageの作成者の方にお会いできる機会はなかなかなかったので、とても勉強になりました。
参加者もけっこうな人数(30人ほど)がいらっしゃったので、Rもだんだん注目が集まっていきているのではないかと思いました。

ということで、その1はこれで終わりです。

2010年11月13日土曜日

【R+レビュー】マックピープル12月号


レビュープラスより献本が届きました。
今年にはいっても定期的にレビューをしてください!という依頼がきているので、純粋に嬉しいです。

今回は前回に引き続き、マックピープル12月号。
昨年の4月にMacbookを買ったときに「Mac系の雑誌のレビューとかしてみたい!」という話をしていた所、レビュープラスさんがアスキーメディアワークスさんに掛けあってくれて、実現しているレビューです。
もしこういう雑誌をレビューしたい!という希望があれば、もしかしたら採用されるかもしれません。

さて、今回のレビュー内容です。

背表紙がついてた!

過去数回にわたってマックピープルをレビューさせてもらいましたが、今月号にはなんと背表紙がついていました。
たしか、前回レビューしたときには背表紙はなかったはずなのですが、今回の号にはついていました。
そしたら、P37の年表(下でも書いていますが)で、11月号から「無線綴じ」に変更されているようです。
「表紙が剥がれるのを防いだり、背表紙で内容を把握できる」とのこと。
たしかに、毎号買ってて、本棚に並べた時にすぐに内容がわかるのは便利です!

Macの歴史が一目で!

↑でも書いてますが、P32で、Macのプロダクトの発売と社会の出来事、マックピープルの年表が一覧になっています。
とっても見やすくて、カラフルなiMacが発売されたのはもうそんな昔なのかーとか、自分のiPhoneがもう2年経ったとか、当時の自分の思い出とかと重なってなかなか面白かったです。

しかも創刊当時からの年表もついているので、「昔はこんなんだったんだー!」と勉強になる場面もあります。
やぱりJobsが復帰してから、Appleは猛烈に変わりましたよね。いまではMicrosoftを抜く勢いがありますからね。

フリーのソフトウェアが!

今月の特集2つ目。
「FREE」で快適マックライフ。
フリーソフトを「OnとOff」という切り口で紹介している特集です。
マックを触って1年以上立ちますが、意外とソフトウェアをインストールしていないので、この特集は助かっています。
レタッチソフトとか意外と役に立ちそうです。

iPadの電子書籍ビューワーが!

電子書籍が来年あたりブレークしそうです。村上龍さんが自分たちで電子書籍の会社をたちあげたり、出版各社が弟子書籍に力を入れたりと、iPadやタブレットの普及に乗じて出版業界が動き出しています。
タブレットの先がけであるiPadでのアプリ紹介です。
ここで紹介してあるのは、電子書籍「ビューワー」で、各書籍がアプリになっているのは紹介されていませんが、初回されているビューワーはどれも目にしたものばかり。
どれを利用してもはずれなしです!

Macを利用されている人は買いですよ

Macを利用されている初心者〜中級者〜上級者のみなさんが見ても、とても役にたつ雑誌だと思います!
内容も充実しているし、新しいプロダクトの話題や、使い方、特集など、Macずき・利用者にはたまらない特集が毎月でています。



2010年9月20日月曜日

Tokyo.R 第9回でプレゼンしてきました。


昨日Tokyo.RがNiftyさんで開催されました。
前回に引き続き、プレゼンする機会をいただいたので、発表してきました。

今回は、「お悩み相談企画」の枠での発表。
普段Rを使っていて、困っていることがあればお知恵を貸して欲しい!ということで、
ご参加いただいているみなさんに解決の糸口を教えてもらうという企画でした。

実はこの企画。
私が前回の懇親会の時に言ってみた企画でした。

「Rの日本語ドキュメントがなかなか少ない中で、解決策を見つけていくのはなかなか難しいので
もし参加者の人に知ってる人がいればいいな…。それで解決すれば、また参加者が増えるかもしれませんねー」って

話をしていたら、@yokkunsがコーナーを作ってくれました。ありがとうございます m(__)m

ということで、言いだしっぺが最初に話さなければならなければ!!と思って勇気を出して(笑)発表してきました。

発表内容は

今回の発表内容は、「RExcelでの日本語利用」についてでした。
”RExcel”というExcelのアドインがあるのですが、Excelのインターフェイスを利用してRを利用できるというスグレものです。

で、今回相談をした内容は「RExcelで日本語が利用できない」という相談でした。
RExcelで、数字、アルファベットの利用は問題ないのですが、日本語では、(バージョンによりますが)エラーが出たり、日本語が文字化けしたりと、うまくいかかったのです。



解決の糸口

上の資料を一通り説明をして、もし解決策をご存知な方がいれば…とのことでしたが、意外とRExcelを利用されている方があまりいないという…。思わぬ結果に。
意外と使われていないのかなーと思いつつ、@teramonagiさんが利用されていることで、解答をいただきました。

「日本語がうまく使えない問題なので、ChartoRowやRowtoCharなどの関数を使えばどうか?」
確かに、文字を数字で変換し、R上で検索をしてあげて、変換をして表示すると、なんとなくうまくいきそうな気がします。
それ以外でも、IDなどを利用して、それを指定してあげればよいのでは?というご意見もいただきました。
ご意見をいただきましてありがとうございました。m(__)m

もしかしたら、最悪解答がないかも…と思っていたのですが、発表してみるのもいいものですね。

いただいた意見を試してみて結果をブログにする予定です。

Niftyさんすごい!!

今回の会場はNiftyさんの会議室を利用させていただきました。
この会議室が非常に綺麗で、無線LAN、有線LAN、Ustreamの配信、飲み物、懇親会の準備・後片付け・会場案内などなどなど…。
非常にサポートが行き届いて、よかったです。

つい最近発表された、Niftyさんのこの取組を利用させていただきました。

ニフティ、技術者向け勉強会の会場提供や動画配信協力などを無料で行う
「@nifty エンジニアサポート」を本日から正式に運用開始



勉強会の場所を探すのは本当に大変(プロジェクターの準備とかも含めて)なので、こういった会議室の貸出をしていただけると大変たすかります。
Niftyさんありがとうございました!

2010年9月8日水曜日

Twitter(含め周辺メディア)の強さを改めて感じた一日


今日の台風、関東地方は大荒れの天気でした。特に午後になると、風雨も強くなってきて首都圏各地は大変な有様に。
幸い、私の仕事は社内中心ですので、外を見たとき「すげー降ってるなー」、「外が(大量の雨で)真っ白! 驚きの白さに!」とびっくりしていました。

で、Twitterやはてブを見ていたところ、各地での豪雨の様子がすぐさまアップロードされていました。

Twitterが登場し始めてからよく言われていたことだと思うのですが、改めて”リアルタイムメディアの力”を今日は見たと思うので、その感想をまとめてみました。

リアルタイムメディアの発信力

ネコもシャクシもTwitterですが、今日ほどTwitterの力を感じたことはありませんでした。
Twitter経由で上がってくる画像画像…どれをみても、「その現場」で起こっていることをありのままに、みせてくれました。

これまではテレビ・ラジオの記者(取材者)の方が各地にいってレポートしていたの状況を、そのままの形(生の情報)で見せてくれました。
なんのノイズもかかっていないアップロードされる写真にただただ、「すごいことが起こっている」という感想しかでてきませんでした。

さらに、既存メディアでは複数箇所からの同時中継はなかなか難しかったかもしれませんが、Twitterは「そこにいる人が取材者」となので、渋谷、表参道、青山、錦糸町、五反田、千葉…と物理的に離れている場所からでもほぼ同時に現場の写真が上がってきている姿をみて、改めてTwitterの力を感じました。

まとめサイトの編集力

TwitterはフォローをしているユーザーのTLが流れてくるため、見たい情報がTLに押し流されてしまうケースが多々あります。
そこで登場したのが「Togetter(まとめサイト)」です。

あるテーマを軸に流れてきたTLをまとめることができるサイトです。

豪雨の情報と共にこのまとめサイトもリアルタイムに更新されていたため、逐次Twitterの画面や検索をしなくても、このページを見ておくだけで各地がどのような
状況になっているかが一目でわかりました。
特によく見ていたページが以下の2つです。(重複しているTLもありますが、逆に片方しかない情報もあります)




このページの更新が始まってから約1時間強で、相当数のTLがまとめられました。

ほぼほぼリアルタイムに近い頻度で、今回の豪雨がどのような状況なのかがわかるページになっていく姿を見ていると、大変面白く、自分が実際にまるで空から現場をみているような感覚になってました。

既存メディアを超える?

今日のこの一連の動き(しかも正味1時間強!)のうちに、「いま何が起こっているのか?」が現場にいるような感覚で見られるのは、既存のメディアにはなかった動きで興奮してました。
「リアルタイム性」・「情報ソースの多さ」という点では、既存メディアは現時点で太刀打ちができないのではないでしょうか。

一人一人の力を集めて素早くメディアを作る

インターネットが普及しはじめてからずっと言われてることと思いますが、個々人が発信する力が結集すると、より正確でより早い情報の伝達ができるようになってくるのではないかと言われてきました。

今回の件(過去にも多々あると思いますが)で、ネットを中心にした「リアルタイムメディア」の台頭が、現状を支配しているテレビ・新聞などの業界を大きく変化させている、変化させていくのではないか?ということを実感した一日でした。

2010年9月2日木曜日

Tokyo.R 第8回でプレゼンしてきました。


8月28日(土)にTokyo.R(R勉強会@東京)に参加をしてきました。

前回の勉強会が終わった時に、主催者の@yokkunsから何かありませんか?というありがたいチャンスをいただいたので、初めてだけどやってみよう!ということで、時間をいただいて話をしてきました。

話の内容

お題は「Rの海外サイトのご紹介」。

Rを触り始めて1年程度経ちましたが、なかなか日本語のドキュメントで良いのが見当たらなかったため、海外のサイトではどうだろう?と思って
いろいろ探してみたところ、良いサイトが多く出てきました。

例えば、サンプルコードや、大量のサンプルグラフがあったり、Rの商用ビジネスとしてやっていこうという会社、
BigData(テラバイト級)をRで扱おうと開発している会社など、Rを利用する際に知っておいても損は無いサイトが多数ありました。
もしかしたら、そのようなサイトが有ることをご存知でない方もいるかと思って、今回紹介をしました。

初めてこういった場で話をしたのですが、なぜかそんなに緊張しませんでした。
どちらかというと、どうやって、「リラックスして聞いてもらえるか?」、どうやって「笑いを取ろうか?」と一生懸命考えていました。

もしかしたら、一部不適切な表現とかを使っていたかもしれないため、不快に思われた方がいらっしゃるかもしれません。大変申し訳ございません。ご容赦ください。

後の懇親会で聞いたところ、意外と「面白かった!」という感想も聞かれたので、あれでよかったのか?!どうだったのか?!とちょっと複雑です。
また、意外とみなさんご存知ないサイトが多数だったようで、ご紹介できてよかったと思いました。

資料中のリンク

プレゼン資料ではリンクしているところ、していないところがあったり、プロジェクタでWebページがうまく表示されなかったりがありましたので、あらためて、このページでリンクをご紹介しておきます。
先頭に「●」がついているのが実際にお見せしたページになります。

これ以外でもRに関連して(それ以外でも統計解析やBigDataに関する)サイトがあるようでしたら、コメントでいただけると助かります。

初心者用

 ・●R-Cheat Sheets … Rの各種コマンドが掲載されている一覧リンク集。以外と使えるかもしれません。 
 ・●Web R … WebでRが使えます!
 ・●Google's R Style Guide …GoogleのRコーディングスタイルガイド 
 ・●Rの動画(Youtube)  YoutubeのRに関する動画。Introducitonもあり 
 ・●Google Code Search (lang:r) … GoogleCodeのR部分
 ・Programming R … Rのプログラム紹介。最近は更新されていません…
 ・RevolutonAnalytics Blog  … RevolutonAnalyticsのブログ。毎回チェックをしています
 ・R Bloggers … Rに関する様々な情報を提供。記事数・頻度ともに多い。Facebookのグループにもあります。
 ・R Code … WordPressのリンク集。
 ・Digithead's Lab Notebook … Rのプログラム紹介
 ・R Tutorial Series … R初心者向けTips
 ・Inside-R … RevolutonAnalytics社のブログ 読み物として面白いかも。 
 ・R-Cookbook.com  … Rのプログラミング紹介 
 ・rattle … RをGUIで操作できるパッケージ 

上級者用

 ・●One R Tip A Day … RのTips集 
 ・●R-Chart …Rのグラフ集。更新頻度は高いです 
 ・●stackoverflow … 開発言語のQ&Aサイト その中のRに関連するサイト 
 ・●crantastic …Cranの紹介サイト 
 ・●Planet R  … Rのリンク集。CRANに上がっているパッケージ更新情報なども上がっているので便利 
 ・●useR! …カンファレンス
 ・R-Statistics Blog … Rのプログラム例が豊富。 
 ・Learning−R … Rのプログラム例が豊富。ggplot2をつかった例が多い 
 ・"R" you ready ? … Rのプログラムサンプル集 統計〜グラフまでかなり良いでき 
 ・Decision Stats  … Rの具体的な利用を紹介 
 ・RProgramming  … RのWiki 初心者〜上級者向け 
 ・Bay Area useR Group … Bay AreaのuseRのような集まり 
 ・R Graphics  … グラフのサンプルチャートが多数あります。 
 ・R Graphical Manual … Rのグラフ事例集 大量にサンプルがあります。(実は日本の組織で作られているようです)

その他

 ・Dataspora Blog … 「GoogleとFacebookではRをどうやって使っているか?」の参照元サイト
 ・Data Liberation Blog …googleの公式ブログ。データに関する情報が公開されています。(Rに限らず)
 ・Massive Data News … Massive Data(TeraByte級のデータ)にまつわる情報を紹介しています。
 ・Infochimps … 世界中の公開されている統計情報を検索できる。デモなどで利用が可能なのでは?

このサイトで翻訳したページ

 ・GoogleとFacebookではRをどうやって使っているのか? 
 ・GoogleでのRコーディングスタイル

プレゼン資料

2010年8月1日日曜日

【R+ レビュー】 ソーシャルメディアの使い方を紹介ー「つぶやき進化論」


R+からひさしぶりに絹本をいただきました。
今回は話題のTwitter、Facebookなどの利用方法を紹介している「つぶやき進化論」という本。

今回は、なんと本が発売される前にの「ゲラ」状態でいただいています。フラゲで新刊を読むことができましたw

ソーシャルメディアって

この本の中で頻繁に出てくる「ソーシャルメディア」という言葉。この言葉を理解しておかないと、この本を読み進めることが難しいです。

ソーシャルメディアは、インターネットやウェブに基づく技術を用いて、 ブログやtwitterのつぶやきのような一方方向の独り言を多くの人々に伝えることによって、 多数の人々が参加する双方向的な会話へと作り替える。 ソーシャルメディアは知識や情報を大衆化し、大衆をコンテンツ消費者側からコンテンツ生産者の側に変える。 商業的なソーシャルメディアとは、UGC (ユーザ生成コンテンツ; user-generated content)や CGM (消費者生成メディア; consumer-generated media) を指す。 Andreas Kaplan と Michael Haenlein はソーシャルメディアを 「インターネットに基づくアプリケーションの一群であって、Web 2.0の思想的或いは技術的基礎付けの上に作られ、 UGCを作りだし交換できるようにするもの」[1]と定義している。
出展:ウィキペディア

つまり、新聞・雑誌・テレビ・ラジオなど、単一の会社が発行しているようなメディアではなく、個々人のつながりを使ったメディア(Webサービス)と言えます。
ここ数年で日本はTwitterが爆発的に利用され始めていますが、これもソーシャルメディアといえます。

このキーワードを理解した上で、本書を読み進めると、ネットの中でなにがトレンドなのかを知ることができます。

どんな事例が紹介されているか

この本では、多数のアメリカでの事例が紹介されています。(アメリカで出版されているので、しょうがありませんが…)
ソーシャルメディアを使って大成功をした事例や、まずかった事例などを踏まえて説明をされているため、どんなことが起こって、どんなメリットがあったのかを解説してあります。
一例をあげると、

 ・2008年 アメリカ大統領選:言わずもがな、オバマ大統領がTwitter、Facebookを利用して大勝利を収めた選挙です。
 ・Zillow.com :不動産サイト。自分の家を売りに出したい人が自分の手で紹介文を書くことができる。売りたい家のことがよく分かるのは家主。
 ・キャドバリーと踊る男性:CMでもよく見る世界中を旅して踊っている男性にスポンサーとなる。Youtubeで爆発的人気になった。
 ・Youtubeのオバマチャンネル:爆発的人気になり、再生回数もうなぎのぼり。結果はみなさんのご存知の通り。
 ・Facebookで不適切発言して試合に出られなくなったアメフト選手
 ・同じように不適切写真で採用にならなかったチアリーダー


などなど、本書では多数の成功事例・失敗事例が紹介されていて、日本でソーシャルメディアを利用する場合のよい例となっています。

ソーシャルメディアを使うことで何がメリットなのか?

まず、「コストが大変安くなる」ということが強調されています。
それと「双方向性」、「即時性」。「隣にいるかのような親近感」。

これまでのメディアでは構築が難しかった(というか、できなかった)ことがソーシャルメディアでは非常に安い費用で実現でき、効果も高いとあります。

ただし、これにはデメリットもあり、対応をひとつ間違えただけで、ユーザーからのクレームの嵐が起きる可能性が高いのです。
日本だと、UCCがキャンペーンでTwitterを利用しましたが、同じようなツイートをTwitterで流し続けたため、ユーザーからのクレームが増大し、急遽キャンペーンをやめざるを得ない状況に陥りました。

ソーシャルメディアを利用する際には、情報の伝え方、取り扱いを慎重に行う必要があります。

全体的な感想

Twitterをはじめ、Facebookなどを利用してユーザー(お客様)に直接アプローチできるメディアが誕生したことで、
メリットもあるが、デメリットもある。企業としては慎重に扱うことが求められるソーシャルメディアに対して、
豊富な事例を用いて理解を深めることができる1冊だと思いました。

今回印象に残ったのが、今後のユーザーの観点の話で、「ソーシャルメディアを利用するユーザーは使い分けができなくなる。
素の自分で発信していくしかない」との一文です。

周りにいるみんながあなたのことを見ていて、自由に発信できる環境が整ったため、いついかなる時でも「見られて」います。
そんな中で人格の使いワケは大変難しいため、より自分の「強み」を活かして発信していけばよいのでは?と提言されています。
普段の生活でもよく考えて情報を発信しなければいけない時代がすぐそこに来るような気がしました。

(蛇足)iPadで読んでみた

完全に蛇足なのですが、今回いただいたゲラはPDFでした。で、買ったiPadに入れてみて読んでみたところ、意外とストレスなく見ることができました。目も輝度を落としておけばそんなには辛くなかったので、工夫次第では長時間読めるのではないかと思います。

1点だけ贅沢を言わせてもらうと、縦書きの1ページが入っていたり、横→縦向きにしたときに、そのまま2ページ分が表示されてしまって、縦持ちでは読みにくかったりと。
もし今後ゲラで配信される場合は、そこらへんも考慮していただけると助かります!



2010年6月2日水曜日

iPadがやってきた!



ついにiPadを手にいれることができました!iPad Wi-fi 36GB 32GBを今回は購入しています。(容量を間違えてました。私だけ特別規格ではありませんw)
先週金曜(5月28日)に発売されて、週末を一緒に過ごしたわけですが、率直な感想は
「すげー使いやすい!」です。
納得の製品だと思っています。

手に入れるまで

実は、iPadの予約が始まるまで、買うべきかどうかを悶々と考えていました。
「本当に必要かどうか、実際に買ったらどうしようか…」と。

で、「予約が開始されました!」との知らせが一斉に報道されて、物欲がマックスに!!
職場近くのAppleのリセラーに予約をしにいってしまいました。

近くには、iPadを扱うソフトバンクショップもあったのですが、ソッチの方は混みそうだったのであえて穴場を狙ってみました。というか、穴場でした。

ソフトバンクショップやAppleStoreは予約だけで数時間もかかるようでしたが、こちらは
30分程度で予約が完了しました。

私:「iPadを予約しにきたんですけどー…」
店:「はい!おまちしておりました!」
私:「(え…混んでないの?)」
店:「こちらへどうぞ!」
(いすに座らされて、予約方法とか制限事項とかの説明)
店:「ご予約ありがとうございました!」
※この間30分…

すんなり予約できてびっくり。ラッキーでした。

ちなみに、その翌日、「予約終了!」のお知らせが。セフセフ。

ただ、1点誤算だったのは、3G 版を買おうとおもってたんですが、「端末割賦代金+通信費」で5,000円近くかかってしまうことが判明!
ソフトバンクのページでは、3,000円弱で使えます!と書いてあったので、「お、こりゃ安い!」と思ってたところ、「通信費」のみの表示だったことがまったくわからなくて、端末代まで考えていませんでした…orz 完全に私のミス…

なので、総額5,000円を超える負担は大きい!ってことで、Wi-fi版に急遽切り替えしました。

購入当日

購入当日は興奮を抑えるのがやっとで、昼飯も喉を通りませんでした。(実話です。半分ぐらい残しました)

で、予約しにいったお店にいって、受け取り手続き。
事前に受け取り時間の指定電話があったので、お昼すぎに取りに行きました。
その時のTweetが以下。




興奮しすぎて平仮名になってる…

ちなみに、すぐにでも動いているのを確認したかったので、お店の人に
「Wi-fi版でもアクティベイトしてくれますか?」
と聞いたところ、
「3G のみです」
との返答。そりゃ当たり前ですがな。

会社に戻り、イジラレほうだい。みんなの感想は、「思ったより小さい」、「思ったより重い」、「フリスビーにして遊びましょう」とのこと。

耳に当てて「もしも〜〜し!」っていう人が3人ほどいて、みんなやりたがるんだなーと思いました。

週末使ってみて

週末使ってみたのですが、一言でいうと「使い易い」の一言です。

特に、Webのブラウジング、メール、Twitterのやり取りのスタイルが劇的に変わった印象です。

これまではノートPCやデスクトップとかでインターネットをやっていたのですが、「楽な姿勢でソファに座りながらWebができる」というスタイルは新鮮でした。

重い作業とか、長時間の作業(ブログを書くとか)には向いていないのかもしれません。
が、ドキュメントのビューワーとしては、非常によい製品だと思います。

フォトフレームの機能もあるので、家族の写真を映すのにも調度良いです。サイズもちょうどいいし、大きすぎず、小さすぎず。
さっそくデジカメで撮った家族の写真を取り込みましたけどね。

あと、最低でも保護フィルムは買ったほうがよいかと思いました。
指の脂が結構残ります。ほんとに。

実際に使ってみて、外に持ち出したい感が高まっているので、そのうちケースも買わないとと思っています。
意外と本体が重いので、落としたら確実に割れる…。(><)

3G版にしなかったのがほんとうに悔やまれる。
Wi-fi版からの切り替えできないかな…。駄目だよな…。

アプリの感想はまた次回

インストールしたアプリとかの話はまた次回にでもまとめたいと思います。

2010年5月10日月曜日

【R+ レビュー 空気読み企画術】



レビュープラスさんより、またまた献本をいただきました。
今回は雑誌ではなく、ビジネス書。
空気読み」企画術 』です。

このところ、雑誌のレビューが多かったのですが、今回はビジネス書。読みやすい内容で一気に読み進めます。

読み進めやすい内容

「日々企画を考え、その実現へと格闘をしている、そんなあなたのために、私はこの本を書きました」
との書き出しで始まる、この本。
最初から「おっ!そうなんだよねーー!」と思わせる書き出しで始まっているので、その後の展開がスムーズに入っていけます。

総ページ数が220ページちょっと。(後で紹介しますが)章立ても細かくなっていて、ブログの1記事を読む感覚でパラパラと読み進めることができます。

大事なポイントには、青・太文字で強調してあるので、あ、これがポイントなんだな。ということが一目でわかる内容になっています。

しかも1つ1つの記事が非常に「わかりやすい」。

例えば、「自分にささった広告を記録する」という章では、
『広告は時代を映す鏡」ともいいますし、自分がひきつけられた表現には理由があります。情報過多の状況で、あなたを振り向かせた広告です。なんからの理由があるはずです。』
とあり、自分で目にとまった写真(お店の募集の写真、不動産屋の窓に貼ってある広告)を紹介しています。
その広告を見て自分で考えたことを3点で紹介されています。

このような広告を見てこんなことを考えるのかーと思って関心してたのですが、実はちょっと「気をつける」だけで、実はけっこう簡単に実行できるのではないかなと思いました。

このような内容が最初から最後まで続いています。
具体的な例がたくさんあるので、非常にわかりやすいです。

目次はこんな内容

では、どんな内容が書かれているのか?目次を紹介してみます。

第1章:なぜ、「空気読み」でいい企画作れるのか?
第2章:空気が読める「発見体質」に変わるトレーニング
第3章:誰でもヒットメーカーになれる「空気読み」の技術
第4章:関係者のメリットを描き企画に落とし込むフレームワーク
第5章:企画をみんなに理解させ人を巻き込むプレゼン術

この5章だてで、その中にさらに細かく章立てがされているので、「ちょっと開いた時間に」読むことができます。

他のビジネス書とは違う!

これまである程度ビジネス書を読んできましたが、ここまで「具体的な」企画の作り方はなかったように思われます。

−アイディアのヒント
−企画の進め方
−プレゼンテーションの技術
−資料の作り方
−人間関係

これらの内容について、それぞれ特化した本はあったのですが、これらをわかりやすく、1冊でまとめあげている本だと思います。

また、「企画に必要な"気づき"を気づかせてくれる方法」を与えてくれるような本であると思いました。

ちょうど新年度が始まって1ヶ月ちょっと経過したので、まだ仕事を始めたばかりの新社会人や、新しく企画の仕事をすることに
なった人が読んでくれると今後の仕事に活かせるのではないでしょうか。



2010年5月8日土曜日

【R+ レビュー】マックピープル6月号 発売まであと1ヶ月!! iPadの魅力



ほぼ1ヶ月ぶりのレビュー/ブログ更新です。

今回も「マックピープル」のレビューになります。
世間ではiPadの日本発売の延期がされて、「残念…」という雰囲気ですが、発売まではマックピープルのiPadの記事をみて、予習をしておきましょう。

今月号もiPad!

今月号もiPadの特集です。
今月号もついていました、「実物大のiPad」のサイズ。(P14)先月号も1ページを使って掲載されていました。

雑誌のA4サイズよりもちょっと小さいぐらいで、見た感じ「小さいかな」と感じるぐらいの大きさになるようです。
ちょうどよいサイズなのか、小さいのか、大きいのか…。実物を手にとってみないとわかりませんねw。
でも、このような実物サイズが紙面になっていると、どんな大きさなのかイメージができるのでよいです。

先月と比べて、特集内容がかなり充実しているように思われます。
おそらく(推測ですが)アメリカですでに発売になっているとのことなので、それを買ってきて使われているのではないかと思います。
以下のような内容が詳細に紹介してあります。
ハードウェア:画面サイズや付属品、見る角度を変え時の視認性。キーボー(Bluetoothなど)、対応製品などの紹介
システム ソフトウェア:ホーム画面、フォトフレーム、システム項目など
ビルトインアプリケーション:最初から使えるメール、Safari、写真、Movie、Youtube、マップ、連作先など
アップルソフトウェア:アップル純正のソフトウェア(iWork)
サードパーティーソフトウェア:AppStoreで販売されているゲームや使えるアプリケーションの紹介
iPhone OS4:先ごろ発表されたiPhoneOS4の新機能を紹介しています。iPadにもそのうち対応されるそうです。

特集や、実際に使っている人の話や記事を見たり、聞いたりすると、ますます欲しくなってしまいます。

発売日&3G対応プランが発表になりました

先月号は、「残念ながら発売は1ヶ月先になりました」という残念な状況の中で記事を書いていたのですが、今月はちょっと状況が違います。
 ・日本でのiPad発売日が決定に!
・合わせて3G プランがSoftBankから提供をされることが発表。そして料金プランも発表!

日本でのiPad発売日は、「5月28日(金)」に決まりました。5月末ということは前から発表されていたのですが、ついに決まりました。
アップルのプレスリリース

そして、SoftBankからは3Gプランの発表がありました。
SoftBankのiPad3Gモデルのプラン
月々2430円〜(16GB)から3G を利用出来るようです。
発売される場所は限定されるようなので、実際に購入を検討される方は気をつけてくださいね!

いよいよ発売までカウントダウンが始まっている感じです。

個人的には当初Wi-fiモデルのみを購入しようと考えていたのですが、3G プランが2500円程度で利用できるのであれば、ちょっと心が揺れ動いているところです。
実際にiPhoneも持っているのですが、意外と外でネットにつながっていないと困ることが多い(Twitterやメールなど)ので、3Gでもよいかと思っているところです。
(はぁ、本当にどうしよう)

しばらくiPadの特集が続きそうです

発売前の特集〜発売レポート〜発売後の感想・Tips特集など、5月末からしばらくはIT系の雑誌はiPad特集一色になりそうですね。

それほど、iPadという製品は世の中に注目される製品であるし、デスクトップPC、ノートPCというコンピューティングスタイルを大幅に変えてくれるというみんなの期待の表れなのではないでしょうか。

今月末の発売にあわせて、マックピープルでiPadのことを予習しておきましょう!


2010年4月8日木曜日

【R+ レビュー】 マックピープル 5月号 後悔しないiPad購入ガイド


久しぶりにレビュープラスから書評の依頼がきました。

最近ネットワークサイトの数も増えてきていると聞いているので、もしかしたら選考に漏れているのかも?!
と思っていましたが、無事にレビュー依頼がきたので、ほっとしました。

毎回レビュワーに選んでいただいてありがとうございます!>レビュープラスご担当者様!

では、さっそく今月号のレビューを。

やっぱりiPad!

今月号の巻頭はやっぱり「iPad」。
雑誌が発売される前は、アメリカでのiPadの発売直前だったため、その熱狂ぶりは伝えられなかったのですが、
今回目を引いたのは、「ほぼ実物大のiPad」。

A4の雑誌サイズに近いとは聞いていたのですが、一足早く実物大のiPadが触れた(ような気がした)のでちょっとトクした気分になりましたw
当然ながら、動かないですけどね!
これはアイディア勝ちでしょう。

特集の内容については、すでに発表になっている内容とほぼ同じ。
これまでの内容のおさらいという感じでしょうか。

ちなみに、前述のようにすでにアメリカではiPadは発売になっていて、その時の模様が伝えられています。

その中で「おっ!」と思ったのは、これ。

なんの苦もなく iPad を使う幼児

やっぱり、こういう「おもちゃ」を持たせると、すぐに子どもは覚えますよねー。
ちょっと触っただけで使い方を覚えてしまいます。
見てるほうは、壊さないかハラハラしてみてますけど、本人は楽しそうです。

ちなみに、私もiPadが発表になった時にこんなエントリを書いています。
もしもiPadを買ったら…、うちではこういう使い方をします

ちょうど今日会社で話をしていたのですが、同僚が飲み屋でiPadを持っている人を見た!とのこと。
どうやらアメリカから取り寄せたようで、ちょっと触ってみせてもらったとのこと。

その同僚はあんまりモノに固執する人ではないのですが、触ったら「これはほしい!と思った」と言っていました。
あまりの楽しさに、ちょっとだけ触っただけにも関わらず、Webサイトのレイアウトや、人間の認知の仕方が変わるんではないか?!という話をして盛り上がりました。

現時点ではまだ日本の発売が決まっていませんが、(すごい心待ちにしていますw)発売が大変待ちどおしいですね。

私とツレとこだわりマックは面白い

マックピープルの中で毎月楽しみにしているコーナーがあります。
「私とツレとこだわりマック」です。
ツレがうつになりまして。」という漫画を書かれている細川貂々さんが書かれている漫画なのです。

ツレがこんなにマック好きだったとは…とへぇーと思いながら見ています。
毎回個性的な2人の生活が書かれていて、面白いです。
特に今月は「ケンカの行方」というのが面白くて、夫婦の会話で「主語がない!」ってツレがいうんですが、この話はよくある話だなーw
と思って微笑みながら見ていました。

1冊で十分なボリューム

毎回マックピープルを読みながら、1冊で技術的な情報やトレンド、使い方、初心者向けの内容など、網羅的にマックについて書いてあるので
非常にボリュームがあるなーと思って毎回見ています。編集部の方はとても大変なのではないでしょか。

いつもボリュームのある内容を届けてくださってありがとうございます!



2010年3月7日日曜日

iGoogle から Googleリーダーへの移行が大変だった!



iGoogleがリリースされた直後から、数年ほどRSSリーダーとして使っていました。
リリースされた当初は、ガジェットが利用できる!アイテムが画面内で移動でき、レイアウトが自由に!という点に引かれて使い始め、メインのRSSリーダーになっていました。

ガジェットとか、Gmailとか、外のサイトとの連携とか、いろいろ楽しかったのですが、
よくよくかんがえてみると、既読管理はできないし、グループもだんだんわからなくなってきて、使いにくくなったなーと思った次第です。

一番の原因は、やはり「既読管理」ですね。
家でも会社でもiGoogleを利用していて、双方でページをみた場合に「これ読んだっけ?」ってことが多くなってきました。

そこで、本格的にRSSリーダーに移行しようと考えた次第です。

選定したRSSリーダーは

決めたRSSリーダーは「Googleリーダー」。

なぜか?
・ローカルに保存するアプリではなく、ネット側にデータを保存するサービス
(家でも会社でも読むため)
・iPhoneからでもアクセスができるアプリが出ているかどうか
(移動時間とかでも読みたいですからね)
・iGoogleからの移行が簡単かどうか。
(Googleでつくっているプロダクトだから移行も簡単…なはず)

ということで、Livedoorリーダーと競ったのですが、もろもろ充実した機能がついている
Googleリーダーへ決定しました。

とはいっても、そんなに悩んだわけでもありませんがw

かんたんにできるはず…?

ということで、さっそく移行をしてみようと思い、ヘルプページへ。
Googleリーダー>他のサービスから登録フィードをエクスポートするにはどうすればよいですか?

おお、これですぐにiGoogleから移行できそうです。

iGoogleにいき、右上の「設定」ページの「全般」タブ、「エクスポート/インポート」の中にある「iGoogle の設定をエクスポートする: 」のボタンをクリックして、ファイルをエクスポート。

で、Googleリーダーに戻り、インポートをしようとしたら、
「エラーが発生しました」( ゚д゚)ポカーン

あれ?できないの?このファイルをつかって…。

いくつかネットで探してみたのですが、iGoogleのガジェット(外との連携ができるアイテム)とかが悪さをしているようで、インポートできませんでした。
(ここらへんは何が悪さをしているかはっきりしていませんので、あしからず)

なくなく、URLをひとつずつ開いてGoogleリーダーへ登録という作業を開始しました。


サイトをひとつずつ開いて登録


ひとつずつ開いて登録の作業をやったもんだから、かなりの時間がかかりました。
だいたい合計4時間ぐらい。
しんどかった… orz

合計118サイトをGoogleリーダーへインポートしました。
(世の中にはまだ多数のサイトを登録されている人もいるかと思うので、少ない方だと思いますが)

「サイトを開いて登録」、「サイトを開いて登録」、「サイトを開いて登録」…という作業を延々と繰り返したわけです。


意外と便利


Googleリーダーを使い始めて数時間ですが、「読むこと」・「管理すること」に長けているツールですね。
ショートカットキーが充実してたり、カテゴリ分けができたり、過去の未読は一気に既読にできたり、カテゴリ間の移動が簡単にできたりと。

使ってみてはじめてRSSリーダーの便利っぷりに驚いています。


結局原因がわからず


なぜインポートに失敗したのかがわからず、手動となってしまいましたが結局原因がわからず。
だれか知っている人・解決できた!という人がいたら教えてください…。


2010年2月22日月曜日

クーリエ・ジャポンのCM撮影会に参加してきました!


昨日、「クーリエ・ジャポン」のCM撮影会に参加をさせていただきました。
きっかけは、いつもレビューを書いている「レビュープラス」さんからお誘いを受けたからでした。
ちょっと急な日程にも関わらず、6〜7名の方がいらっしゃって、楽しい撮影会でした。

写真OK、TwitterもOK!とのことでしたので、撮りまくりました。その写真を公開します。

クーリエ・ジャポン CM撮影の様子

スタジオ到着後、一緒にインタービューを受ける方と歓談中。
みなさんやっぱりクーリエ・ジャポンを持ってきいます。



待合室の様子。けっこうワイルドな置物が多いなーと思っていましたが、後でここがあんなことになるなんて…


お茶菓子として出していただいたドーナッツ。自然派のドーナッツで美味しかった!
(食いかけでゴメンナサイ)


いつもお世話になっているレビュープラスの社長さんと歓談中。
手前がさきほどのドーナッツ。iPhone所有の割合がひじょーに高かった!



実際に撮影をする場所への入り口&中の様子。
スタジオなので、照明とかは本格的!

スタジオの撮影セットはこんな感じ。
上でも書いていますが、「本物だ!テレビで見る撮影道具と一緒だ!!」とひとり興奮状態。女性の方はこのスタジオで撮影。


続いて、待合室を撮影スタジオに変更して、男性の撮影準備に入ります。
いよいよ私の出番が… (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル


ちょっとわかりにくいですが、待合室&男性撮影分のスタジオ。
鞍とかバイクとか、バッファローのツノとか…。とにかく置いてある小物がワイルド。

男性陣撮影まで、女性が使っていたスタジオを待合室に変更。
レビュープラスのお二人。左の方が、先日青森まで突貫旅行をされた方です。ご苦労様でした!

クーリエ・ジャポンの広報担当の方。
高性能のカメラを手に取り、撮影してもらっています。カメラは詳しくないのですが、どうやら良いものらしく、話が盛り上がってました。

いよいよ本番。
始めて「マイク」をつけました。よくテレビのアナウンサーの方がつけられているようなマイクです。へー、こんなんなってるんだ!という感じ。

この後、本番撮影でした。
撮影中の姿もとってもらっているのですが、流石に顔は出せません…。ご容赦ください。m(__)m

男性用のワイルドなセットで撮影をおこないました。あんまりワイルドなんで、
「自分の部屋で撮影しましたってブログに書いたら?」
「こんな部屋で放送したら、どんだけの人なんだと思われるんでしょうね」
「三割増でいい男に映りますね!」
など、部屋のセットがそんな感じだったので、こんな会話に花が開きました。

で、本番。
途中、照明が熱くて汗がでてしまって、拭いてもらいましたがなんとか撮影終了しました。
何をしゃべってるか覚えていませんでした…。
途中、その話をもう一度お願いします!って言われたのですが、「あのー、忘れてしまいました‥」の一言。みなさん笑ってましたw



これが最後の写真です。
本番終了後、待合室に戻ってきました。
クーリエ・ジャポンさんの年間購読特別優待。ありがとうございます!

この後、もう一人いらっしゃったようなのですが、先に帰らせていただきました。
帰るときに、みなさんから「ありがとうございました!」とのお言葉をいただいたので、恐縮しながら、帰りました。帰り際はちょっと芸能人の気分を味わえました。

放送時期

これから放送枠の調整があるとのことでしたが、BS、CSの専門チャンネルを中心に流れるそうです。
地上波は地方のほうに流れる予定とのことで、ちょっと残念な気も…。
(みなさんに見られるのを喜んでいいのかどうか…)

ほんとにありがとうございました!

今回の機会を与えていただいた、クーリエ・ジャポンのご担当者様、レビュープラスのご担当者様、本当にありがとうございました。
貴重な体験をできて、ほんとうに楽しかったです!

2010年2月20日土曜日

【R+ レビュー】クーリエ・ジャポン 3月号 貧困大国(アメリカ)の真実


レビュープラスさんから今月も献本をいただきました!
今月の特集は「貧困大国(アメリカ)の真実」(!)というタイトルです。

自由の国、富める国、世界最大の国というイメージのアメリカ。
その大国の裏側を知る特集です。

この特集の責任編集は「堤未果」さん。
恥ずかしながら、この特集を見るまでは私は知らない方でした。
しかし、調べてみると、最近注目されているジャーナリストの方なのですね。
9.11をきっかけに、アメリカの事を書き始め、昨年は第56回日本エッセイスト・クラブ賞、新書大賞2009
の2つの賞を獲得されているそうです。注目のジャーナリストの方です。

アメリカの内情

今月号の特集は結構衝撃的です。
富める国、世界のリーダーのアメリカの内情がこんなに”ひどくなっている”とは、衝撃的でした。

・ひとりあたり約130ドル/月支給される「フードスタンプ(食料配給券)」の受給者が激増している。
アメリカ国民の12%がこの制度を利用して毎日の食事を取っているようです。

・民間医療保険に入っても医療問題が解決しない。
皆保険でない国で病院にいっても保険がきかないため、莫大な慰謝料を払わなくてはいけません。
例で取り上げられていたのが、「短期医療保険」に入っていたケース。長期保険が切れたタイミングで入る目的で作られている保険に継続的に入っているが、六ヶ月更新の保険で、なにかあったときには、「既往症」ということで保険金が払われないことも。

・学生が進学費用のために借金漬けに。 
これまで大学へいくために奨学金が充実していたアメリカの大学。金融危機後の資金繰りによる予算削減と、利益追求型にシフトしているため奨学金が受けにくくなり、だんだんと大学に行きにくくなっている。
経済的に難しくても、優秀であれば大学にいけたアメリカの大学だが、今後こういったことが続くと、間違いなく国際的な競争力が落ちてしまう。

・刑務所ビジネスの民営化
「圧倒的に安いコスト」でモノを生産できるとしたら…。モノを作っている会社の人であれば、飛びつきそうな話ですが、それは刑務所で生産されます。
刑務所が民間企業運営となり、その数が加速して増えていきます。入所者を確保するために積極的に逮捕してみたり、保護観察として長期間監視を行ったり。
安いコストでのモノの生産だけでなく広大な土地を利用した投資信託まで…
利益追求型のモデルを優先させてしまうと、従来の「更生施設」としての役割にキケンな変化が起こっているようです。

個人的には、豊かな、優秀な人がいる(医療も大学も)社会だと思っていたのですが、それらを支える仕組みがここまで荒んでいるとは思いませんでした。

アメリカはどこへ向かうのか?

期待と興奮を胸にオバマ大統領が就任して1年。期待が失望に、興奮が冷めて現実に戻っている様をみて、アメリカという国がどこに向かっているのかが最近気になっていたところに、この特集でした。

この特集を読んでみて、アメリカらしい、「利益追求型・合理的な考え方」が企業だけではなく、社会を構成する様々なところに入り込んでいることにより、いろんな弊害が発生ているのだなと思いました。


上記で上げた状況をみても、必ず出てくる言葉は「金融危機以後」。
金融危機でおかしくなった経済を柔軟に吸収することができず、そのまま利用者・国民に影響が出ているように思われました。

今後、世界の成長センターがアジアへとシフトしていくなかで、リーダーを維持したいアメリカが、中国その他のアジア各国に対してどのような考え方、行動に出てくるか。
その考え方の根幹にあるアメリカ社会の現状がこのような状況(もっと悪くなるかも)だと誤った対応をすることにならないかちょっと心配になってきました。

しかし、アメリカには良い面もあると信じています。

失敗からすばやく学んで軌道修正する力、新たな状況に対応する柔軟性、行動力、議論する力。

これらをもっているので、困難にあっても、先送りせず対応し、きっといまの問題が発生している状況を改善していくと思います。

読み終わって

今回の特集は「アメリカの今の本当の姿」を深く理解するよい内容(けっこう衝撃的でしたが)になっていたと思います。

報道で見るアメリカとはちがった角度(国民視線)でみるアメリカ社会。
アメリカ社会の数年後が日本の社会と言われていますが、いまのアメリカ社会をよく観察しておくことによって、これから日本がどのようになっていくのかがわかるかもしれません。


2010年2月12日金曜日

料理と仕事が似ている理由


自分で朝ごはんを作り始めてからちょうど1年ほどが経ちました。(2009年2月ごろ開始)
なんだかんだ言われながら、1年間続けてこれたのも、家族のおかげです。

「もう1年になるのかー」と思い出しながら、ふと思ったことが、

「料理と仕事が似ているのでは?」ということ。

なぜそう思ったのか?

料理自体本格的にはじめて1年ちょっと。最初のころはなにをどうすればよいかわからず、あまり考えずに(メニューとか、調味料とか)作っていました。しかし、当然ながらそれではうまくいきません。

一度やらかしたのは、朝にも関わらず、ご飯、パスタ、お味噌汁、パンを出したことでした。当然「こんなに食えねーよ!」というクレームがでました (><)

一通り横に先生(妻)がいて教えてもらい、なんとなく全体の流れがわかるようになってきて、「最初にメニューを考える」、「お湯が湧いてから材料を入れる」、「調味料を入れるタイミングはここ」とか、理解できるようになってきました。

ポイントは、
「全体(メニュー)を俯瞰して、準備(材料・調味料)を怠らず、適切な順番(炒める順番やメニューの順序)で行う」
ということです。

このポイントは、仕事にも応用できるのではないか?と思い始めたのが最近でした。
上のポイントを仕事に当てはめると
「全体(タスク)を俯瞰して、準備(資料、関係者からのヒアリングなどの情報収集)を怠らず、適切な順番(優先順位)で行う」
となるのではないでしょうか。

また、成果物の評価も一緒だと思います。
料理の評価方法:食べてくれる人が”おいしい”と思うか、”まずい”と思うか。
仕事の評価方法:仕事を頼んだ人が”ニーズに合致している”と思うか、”ニーズに合致していない”と思うか。

段取り〜作業〜評価方法まで似ているので、片一方でうまく行きはじめると、もう一方でもうまく回り始めるかもしれません。

うまくこなすには?

では、両方ともうまくこなすためには、どうやったらいいでしょうか?
ポイントは、上のポイントの「全体を俯瞰する」だと思います。

料理も仕事も全体を俯瞰する(自分が何をやりたいのか?)」を明確に持っていると、その後の作業がやりやすくなっていくような気がしています。
料理では、「今日のメニューは何にしよう」ということだったり、仕事では「今日のタスクは、これとこれ」というふうな感じで。

これさえ決まってしまえば、優先順位をつけて、後は実行するだけです。

フィードバックを積極的にもらう

成果を出したけれども、フィードバックが無いと改善点がわからず、実は成果物がよくないままズルズルと自分のやり方になっていく…。
ということを避けるためにフィードバックを積極的にもらいいったほうがよいかもしれません。

料理だと、食べてくれる人に「今日はどうかな?塩が効きすぎていない?」とか。
仕事だと、依頼された人に「オーダーされたものと比べてどうでしょうか?」など。

フィードバックと改善点がうまくハマリはじめると面白くなってくることマチガイなしです。

最後に

この1年で経験し、考えてみた内容をまとめてみました。
料理も仕事も似たようなモノと思っているので、どちらかがうまく回るようにすれば、どちらかに影響を与えることができるのではないかと思います。

2010年2月9日火曜日

【R+ レビュー】BBT on DVD 大前研一LIVE(トライアル版)




今回のR+のレビューは、「BBT on DVD 大前研一LIVE(トライアル版)」です。
R+が始まって以来(?)のはじめての”DVD”のレビューです。

大前さんが主催されている、BBT(ビジネスブレイクスルー)の講演を11周年記念ということで、
視聴者のみなさんの前で録画されている番組です。

どんな内容か?

約2時間(!)の内容は以下です。(2009年11月29日分)
・今週の大前研一
・ニュース解説(前編)
・RTOCS(Real TIme Online Case Study)
・ニュース解説(後編)
・スペシャルコンテンツ:大前研一 アワー
DIAMOND「Harvard Business Review」
創刊30周年記念講演 ニューグローバルリーダーの条件
なかなかボリュームのある内容で、見るのも大変でした。

ニュース解説

「ニュース解説」では、その時に話題になっているビジネスニュースについて解説しています。
今回は、「ドバイの不動産ショック」、「トヨタのリコール問題(フロアマットの不具合)」、「国内百貨店の売上減少」などなど…
大前さんが、現状分析、これからどうなるのか?をわかりやすく紹介しています。

特に面白かったのは、「Real TIme Online Case Study」です。
"もしも私がヤマハ発動機の戸上常務だったら?" というケーススタディです。
自分がその立場だったらどのように考えて、行動してみるか?をその場で説明をしてくれる内容です。

実際にコンサルタントだった大前さんが、ケーススタディを通して、そのポジションについた場合どのように問題を定義して
解決していくのか?を説明してくれています。

一通り視聴してみて

一流のコンサルタントの方の講演を聞く機会というのはなかなかないので、今回のレビューは楽しめました。

いわゆる一流といわれている方が「どのように問題を定義して」「どのように解釈をして」「どのように解決をするのか?」
を解説してくれるのは、とても勉強になりました。

また、ニュースでも多種多様なビジネス環境(自動車・不動産・風刺画・ネットなど)の話もでてきましたが、それぞれのことをよく理解されていて、
「引き出しの広さ」も感じられました。

私自身こういったビジネス講演をDVDで聞くという形ははじめてなので、新鮮な感じでした。

今度はこんなのはどうでしょ?

今回、DVDでいただいたのですが、配布方法はもうちょっと改善できるのではないかなと思います。

1. PodCastで視聴(試聴)ができる
現在では、試聴方法が多様化していて、DVDプレイヤーの前に座っていなくても番組が見れます。
PodCastで配布をすれば、通勤時間にも見れるので、ビジネスマンにも受け入れられるのではないかと思います。

2. 動画サイトで有料で流す。
Gyao!などは、課金ができる仕組みが整っているので、こういう有料視聴者を獲得したいというプラットフォームが整っているので、こういったところにコンテンツを提供してみて、ネット利用者に見てもらうのはどうかと思います。

いまのビジネスマンにとって、とってもよい"コンテンツ"なので、もっと多くの人に聞いてもらってみてもらう方法を工夫してみる価値があるかと思います!



2010年2月6日土曜日

GoogleでのRコーディングスタイル


前回の「GoogleとFacebookではRはどのように使われているか?」が意外と人気だったため、引き続き統計ソフトRのお話。

今回取り上げるのは、GoogleでのRコーディングスタイルについて。
これもちょっと調べ物をしていた際に発見したページです。
(もしかしたら、Rを利用されている方にとってはポピュラーなページかもしれませんが)

今回もこちらのページを日本語訳に挑戦してみました。
(例によって英訳に誤訳等があるかもしれません…ご容赦ください)

GoogleでのRコーディングスタイル

今回のページはこちら
GoogleCodeの中のページです。元々はGoogleCodeの中で、各種言語のコーディングスタイルが記載されているようです。
C++や、Objective-C、Pythonのスタイルが書いてありました。

Google's R Style Guide


サマリー:Rスタイルルール

1.ファイル名:「.R」で終わること
2.アイデンティティ:変数.名前、関数名、定数
3.一行の文字数:最大80文字
4.インデント:2つのスペース。タブは使わない
5.スペースの取り方
6.中括弧({} ←これの事!知らなかった。Curly Bracesっていうんですね)
7.代入:「<- 」を利用しましょう。「=」じゃなくて。
8.セミコロン:使っちゃダメ
9.一般的な表記
10.コメントガイドライン:すべてのコメントは「#」の後にスペースを入れる。インラインは「#」の前にスペース2つ
11.関数の定義と呼び出し
12.関数のドキュメント
13.関数例
14.ToDo例


サマリー:R言語のルール

1. attach:使用を避ける。
2.関数:エラーはstop()を利用して表示させる。
3.オブジェクトとメソッド:可能であれば、S4オブジェクトとメソッドは使用を避ける。S3とS4は混ぜて利用しない。

表記法とネーミング

・ファイル名
ファイル名は「.R」で終わり、意味がわかるように命名をする。
[ファイル名]
良い例:predict_ad_revenue.R
悪い例:foo.R

・アイデンティティ
「_」(アンダースコア)や「ー」(ハイフン)は利用しない。アイデンティティは以下の慣例にしたがって利用する。
変数名はすべて小文字で、「.」(ドット」は利用して意味をつける。関数名は先頭を大文字にしてドットを利用しない。
定数は関数と同様に表記して最初に「k」を入れる。
[変数]
良い例:avg.clicks
悪い例:avg_Clicks , avgClicks
[関数名]
良い例:CalculateAvgClicks
悪い例:calculate_avg_clicks , calculateAvgClicks
[定数名]
kConstantName

シンタックス

・一行の文字数
最大でも1行80文字

・インデント
コードにインデントを入れる場合、2つのスペースを入れる。タブやタブとスペースを混ぜたものは利用しない。

・空白
スペースは、すべてのバイナリオペレータ(=, +, -, <-, ほか.)の周りで利用する。  コンマの前にはスペースは入れずに、コンマの後にスペースを入れる。
良い例:tabPrior <- table(df[df$daysFromOpt < 0, "campaignid"])
total <- sum(x[, 1])
total <- sum(x[1, ])  
悪い例:tabPrior <- table(df[df$daysFromOpt<0, "campaignid"]) # '<'の周りにスペースが必要      
tabPrior <- table(df[df$daysFromOpt < 0,"campaignid"]) # コンマの後ろにスペースが必要   
tabPrior<- table(df[df$daysFromOpt < 0, "campaignid"]) # '<-' の前にスペースが必要   
tabPrior<-table(df[df$daysFromOpt < 0, "campaignid"]) # '<-'の周りにスペースが必要
total <- sum(x[,1]) # コンマの後にスペースが必要
total <- sum(x[ ,1]) # コンマの前にスペースが必要  

左辺の前にスペースを入れる。(関数呼び出し以外)  
良い例:if (debug)  
悪い例:if(debug)

イコールやアロー(<-)が改善するのであれば、1行に他のスペースの入れるのも問題なし。  

plot(x    = xCoord,
     y    = dataMat[, makeColName(metric, ptiles[1], "roiOpt")],
     ylim = ylim,
     xlab = "dates",
     ylab = metric,
     main = (paste(metric, " for 3 samples ", sep=""))) 
)  
※見やすくなれば、スペースは入れても問題なし。  

カッコやブラケットの周りにはスペースはいれてはならない。
例外:コンマの後にスペースを入れる。  
良い例:if (debug)
x[1, ]  
悪い例:if ( debug ) # "debug"の周りにはスペースを入れない     
x[1,] # コンマの後にはスペースを入れる。

・中括弧
中括弧の開始はそれ単体で始めてはならない。終了の中括弧はそれだけで1行にしておく。1行で構成される場合は中括弧は覗いてもよい。
if (is.null(ylim)) {
  ylim <- c(0, 0.06)
}
xor (but not both)
if (is.null(ylim)) 
ylim <- c(0, 0.06)

ブロック本体は新しい行で開始されなければならない。  
悪い例:if (is.null(ylim)) ylim <- c(0, 0.06) #中括弧を入れる      
if (is.null(ylim)) {ylim <- c(0, 0.06)} #改行を入れる  


・代入
「<-」を利用。「=」は利用しない。  
良い例:x <- 5  #「<-」を利用している。  
悪い例:x = 5 #「=」を利用している。

  ・セミコロン
セミコロンで終わらせてはいけないし、1つのコマンドを同じ行に利用する場合は、セミコロンは省略してはならない。
(セミコロンは必要ではありませんし他のGoogleスタイルガイドでも省略されています)

構成

・一般的なレイアウトと順番
みなさんが統一された順番でコードを書くと、私たちは、お互いのコード(スクリプト)を早くそしてより簡単に理解することができます。
1. 著作権コメント
2. 作者コメント
3. プログラムの目的、インプット、アウトプットを含めたファイルの詳細コメント、
4. source()、library()ステートメントを記入
5. 関数の定義
6. print ,plotなどの実行するステートメント

単体テストを行う場合は、originalfilename_unittest.Rのように別ファイルにすること。

・コメントガイドライン
コメントをコードに書いてください。すべてのコメントは「#」の後にスペースで書いてください。
短いコメントはコードの後ろに2つスペースを入れ、「#」の後に1つスペースを入れてください。

# Create histogram of frequency of campaigns by pct budget spent.
# 長いコメントは1行に。#スペースで始める
hist(df$pctSpent,
breaks = "scott", # method for choosing number of buckets 
# 短いコメントはコードの後に入れる
main = "Histogram: fraction budget spent by campaignid",
xlab = "Fraction of budget spent",
ylab = "Frequency (count of campaignids)")

・関数の定義と呼び出し
関数の定義は、デフォルト値以外を最初に持ってきて、その後にデフォルト値を持ってくる。
関数の定義と呼び出しを両方行う場合、複数行にわたってもよい。改行は代入の場合に許される。
良い例:PredictCTR <- function(query, property, numDays,     
showPlot = TRUE) # 代入を行っているため、改行してもよい。  
悪い例:PredictCTR <- function(query, property, numDays, showPlot = TRUE)# 代入で改行されていない。
原則的に、単体テストはサンプル関数で呼び出されるべきである。 


・関数のドキュメント
関数のドキュメントは関数の定義のすぐ上にコメントを書いた方がよい。これらのコメントは1センテンスで構成差れるべきで「Args:」で説明したほうがよい。日付を含む返り値は「Returns:」で説明したほうがよい。
コメントは他の利用者から関数コードを見なくても使えるように十分に書く必要がある。

・関数のサンプルコード
CalculateSampleCovariance <- function(x, y, verbose = TRUE) {
  # Computes the sample covariance between two vectors.
  #
  # Args:
  #   x: One of two vectors whose sample covariance is to be calculated.
  #   y: The other vector. x and y must have the same length, greater than one,
  #      with no missing values.
  #   verbose: If TRUE, prints sample covariance; if not, not. Default is TRUE.
  #
  # Returns:
  #   The sample covariance between x and y.
  n <- length(x)
  # Error handling
  if (n <= 1 || n != length(y)) {
    stop("Arguments x and y have invalid lengths: ",
         length(x), " and ", length(y), ".")
  }
  if (TRUE %in% is.na(x) || TRUE %in% is.na(y)) {
    stop(" Arguments x and y must not have missing values.")
  }
  covariance <- var(x, y)
  if (verbose)
    cat("Covariance = ", round(covariance, 4), ".\n", sep = "")
  return(covariance)
} 

 ・TODOスタイル
一貫したスタイルでTODOリストは書いてください。

言語

・Attach
attachを利した場合、大量のエラーを生成する場合があります。利用は避けてください。

・関数
エラーを発生させる場合は、stop()関数でエラーを表示させてください。

・オブジェクトとメソッド
S言語は2つのオブジェクトシステムを持っていて、両方ともRでは利用できます。
S3メソッドはインタラクティブで柔軟ですが、S4はフォーマルで厳格です。

S4オブジェクトを利用する強い理由がない限り、S3オブジェクトを利用してください。
S4オブジェクトを利用する際の第一の理由はC++コードを直接利用する場合です。
S3とS4を混ぜて使うのは避けてください。S4メソッドはS3の資産無視します。そのまた逆も同じです。

例外

他に合理的な理由がない限りはコーディングスタイルは上記に従うべきです。
例外は、古いコードや3rdパーティーのコードに含まれます。

最後に

コードを書く際は、一般常識と一貫性を使ってください。
もしコードを書く場合、数分間を使って、コード周りを見渡してあなたのコーディングスタイルを決めてください。
もし他の方がif文の回りにスペースを利用していた場合、それに従ってください。また、他の方がコメントに星を利用していた場合、あなたも同様にしてください。

スタイルガイドラインのポイントは、コードを書く人があなたが何をいわんとしているか、さらにどうやって実現するかを理解させ、集中させるための共通の用語です。私たちは、共通の用語を知る人のためスタイルルールを提供しました。
しかし、ローカルスタイルは同様に重要です。もしあなたが追加しようとするファイルのコーディングスタイルが大幅に違う場合、(コードスタイルの)不連続性は、コードを読むときにリズムを崩します。これは避けてください。

コードを書くためのスタイルはこれで十分です。コード自体は非常に面白いです。
楽しんで!

リファレンス

http://www.maths.lth.se/help/R/RCC/ - R Coding Conventions
http://ess.r-project.org/ - For emacs users. This runs R in your emacs and has an emacs mode.

書き終わって

このブログが始まって以来,最大の長さになってしまいました。
これからRを勉強しようとされる人(私も含めて)にとって参考になればと思います。

2010年2月4日木曜日

もしもiPadを買ったら…、うちではこういう使い方をします。


iPad発売前から人気ですね!
世界中の人が待ちにまった、プロダクトがついに世の中にデビューしました。
手にとった人のライフスタイルが変わってしまうぐらいのインパクトがあるのではないかと思われます。

そんなiPadですが、ネット上では「ビジネスモデル」とか、「3Gネットワークの課金方法」とか「iBookStoreの導入による電子書籍が普及」
とか、ビジネス系の話が盛り上がっています。

しかし、今回は、そういったビジネスの話ではなく、実際に家にiPadがた来た場合にどんな使い方ができるか?を考えてみました。

うちの家族構成

家の家族構成は、いたって標準な核家族です。
・私
・妻
・小さな子供(保育園児)

この家族構成でどんなiPadの使い方ができるでしょうか?

実際の生活ではどのように使うのか?

利用する人をベースにして考えてみました。

・私
−Web閲覧
−プライベートのメール送受信
−AppStoreで購入したアプリケーションの利用
−NYTimesなどの英字新聞の購読
−英語学習
ーTwitter(w

・妻
−Web閲覧
ープライベートのメール送受信
ーAppSotreで購入したレシピサイトの閲覧
ースーパーのがわりのネットショッピング
ー家族写真の閲覧

・子供
ー動画サイトの閲覧
ーiBook Storeで勝った絵本を見る(まだ始まるかどうかわかりませんが…)
ー言葉の学習

家族で使うのに最適なプロダクトかも

iPhoneをここ1年強使っているのですが、「個人」で持つにはちょうどよい端末なのですが、リビングなどで利用するにはちょっと小さい。
かといって、ノートPCを利用するところまではいかない…
そんな隙間を埋めるプロダクトがiPadです。(JobsのプレゼンテーションでものiPhoneとMacBookの間のプロダクトがないと言っていましたね)

実際のプロダクトはみていないのですが、片手で持てて、画面だけで操作できて(タッチパネル)持ち運びもしやすい。
こういった情報端末は、家族のライフスタイルも変えるかもしれません。

中でも期待しているのは、やっぱり「iBook Store」です。
実際の紙の本も大変好きなのですが、やはり本はかさばる…。

子供の絵本も50冊ちかくあり、書斎のかなりのスペースをとっています。
また、寝るときに本を読ませているのですが、本をもって読ませなくてはいけないため、結構負担になってしまいます。
(腕がプルプルしてしまいます)
本の重さがないのであれば、子供を寝かせる時のトレーニング(w)がなくなるのが嬉しいですね。

妻にとってもメリットがある端末ではないかと考えています。
クックパッドなどのアプリケーションはiPhoneでも閲覧できますが、実際に料理をしていると、画面が小さすぎて料理の手を止めて画面を操作しなくてはいけません。
これまでは、料理本を脇において料理をしていました。

もし、iPadの大きな画面があれば、こういった脇見しながら料理という手間がなくなるのではないかと思います。

写真もiPhoneの画面では小さすぎてよくわからないのでしたが、iPadの画面であればわかりやすいかもしれません。
(デジカメでとった動画とかもみれるんだろうか…)

できればiBook Storeを導入してほしい

現時点では、iBook Storeを日本では導入未定なようですが、販売されるタイミングでは、ぜひiBook Storeを導入してほしいです。
自分の読みたい本をかさばらずに持ち歩きたいし、子供の絵本なども買って読んであげたいと思っています。

ビジネス上様々な問題があるのはよくわかりますが、「消費者にとってメリットがある」のであれば、きっとみんなから支持されるのではないかと思います。

ともあれ、まだ実際に手にとっていない端末なのでなんともいえませんが、ぜひ購入したいプロダクトです!

2010年1月26日火曜日

GoogleとFacebookではRをどうやって使っているのか?



ひさしぶりに統計ソフトRの話。

来年こそは仕事でバリバリつかってみようと思っている統計ソフトのR。
前のエントリーでも書いているように、フリーソフトなのに高機能。(統計解析・グラフの種類が豊富)

しかし、日本語での資料がまだ少ないのがちょっとイタイ…。
(最近は書籍でも多く診られるようになってきましたけどね!嬉しい限りです)

ちょうど調べ物をしてたときに、「How Google and Facebook are using R」というエントリーを見つけました。

今日はその内容をちょっと日本語に訳した内容を紹介しようと思います。

紹介するサイト

この記事が書かれていたのは、Dataspora Blog というサイトで、データに関する(Big Data, open source analytics, and data visualization)記事をメインに書かれているようです。
(私は知らないのですが、実は結構有名なブログだったりするのでしょうか…)

その中の「How Google and Facebook are using R」というエントリーです。

GoogleとFacebookではどうやってRをつかっているか?

この記事は、Bay Area R User GroupのキックオフMTGのパネルディスカッションの際に話しあわれたようです。
出席者はこの方々。

・ Bo Cowgill, Google
・ Itamar Rosenn, Facebook
・ David Smith, Revolution Computing
・ Jim Porzak, The Generations Network (and Co-Chair of our R Users Group)

それぞれ所属している組織の中でどのようにRが使われているかを紹介してくれています。
(一部抜粋をしていますので、全文を参照したい方はこちらを参照ください)
(英訳自体はそんなに得意ではないので、文法的に間違っている・意味がわからない箇所があるかもしれませんが、ご容赦ください)

■Bo Cowgill, Google

Google uses R for data exploration and model prototyping, it is not typically used in production: in Bo’s group, R is typically run in a desktop environment.


Googleではデータ探索やモデルのプロトタイピングを行って胃ます。一般的にプロダクション(公開している製品の意味?)には使っていません。デスクトップの環境だけです。

The typical workflow that Bo thus described for using R was: (i) pulling data with some external tool, (ii) loading it into R, (iii) performing analysis and modeling within R, (iv) implementing a resulting model in Python or C++ for a production environment.


(Googleでの)一般的な使い方は、1.他のツールでデータを抽出 2.Rへインポート 3.Rで解析とモデリングを作成 4.PythonやC++ でモデリング結果をプロダクションへ実装

■Itamar Rosenn, Facebook
Itamar conveyed how Facebook’s Data Team used R in 2007 to answer two questions about new users: (i) which data points predict whether a user will stay? and (ii) if they stay, which data points predict how active they’ll be after three months?


Facebookのデータチームは新規ユーザーの2つの質問について回答するために、2007年からRを使い始めた。1.どのデータポイントからユーザーが滞在するかを予測するか? 2.そのポイントによると、3ヶ月後にはユーザーはどのようなアクティビティをするか?

For the first question, Itamar’s team used recursive partitioning (via the rpart package) to infer that just two data points are significantly predictive of whether a user remains on Facebook: (i) having more than one session as a new user, and (ii) entering basic profile information.


最初の質問の回答については、ItamarのチームはRのリカーシブパーティショニング(rpartパッケージ)を使って、ユーザーがFacebookに残るための、次の2点について意義深い予測ができた。
1.新規ユーザーによる1セッション以上のアクセス 2.基礎的なプロファイルを入力しているユーザー

For the second question, they fit the data to a logistic model using a least angle regression approach (via the lars package), and found that activity at three months was predicted by variables related to three classes of behavior: (i) how often a user was reached out to by others, (ii) frequency of third party application use, and (iii) what Itamar termed “receptiveness” — related to how forthcoming a user was on the site.


次の質問については、least angle regression approachを利用したロジスティックモデルを利用した、(larsパッケージ)それらによると3つの関連している変数について、今後3ヶ月の予測がわかった。
1.どのぐらいの頻度で他の人からアクセスされているか 2.3rdパーティーのアプリケーションの利用頻度 3.Itamarが名づけた"receptiveness" と名付けた、来るべきユーザーがそのサイトにどうやってくるか。

■David Smith, Revolution Computing
David showcased how one of their life sciences clients used R to classify genomic data through use of the randomForest package, and how the analysis of classification trees could be easily parallelized using their ‘foreach’ package.


Davidは彼らのクライアント(生命科学)で遺伝子情報の分類にRのrandamForest パッケージを使っているところを見せてくれた。遺伝子情報の区分では、彼ら(Revolution Computing)のforeachパッケージが簡単に並列処理ができるとのこと。

David evangelizes and educates about R at the Revolutions blog .


DavidはRevolutions blog でエバンジェリストと教育を行っています。

■Jim Porzak, The Generations Network
Jim (also co-chairs the R Users Group), gave a brief overview of his PAW talk on using R for marketing analytics. In particular, Jim has used the flexclust package to cluster customer survey data for Sun Microsystems, and apply the resulting profiles to identify high-value sales leads.


Jim(R User Groupの共同議長(??))は、PAWtalkで話したRを使ったマーケティング分析の概要について披露した。特にflexclustパッケージを利用しSun Microsystemsの顧客アンケートデータを使って、価値の高い見込み客のプロファイルの特定を行った。

ここまでが各パネリストによるRをどのように使っているかの紹介です。
続いて目に止まったQ&Aを紹介します。

■Q&A
1.How do you work around R’s memory limitations? (R workspaces are stored in RAM, and thus their size is limited)


Rのメモリに限界がありますが、どのように作業をされていますか?(RのWorkSpaceはRAM依存であり、RAM以上のデータは利用できない)

Three responses were given (including one from the audience):


3つの回答がありました。(一つは会場から)

(i) use R’s database connectivity (e.g. RMySQL), and pull in only slices of your data, (ii) downsample your data (do you really a billion data points to test your model?), or (iii) run your scripts on a RAM-obsessed colleague’s machine or fire up an virtual server on Amazon’s compute cloud — for up to 15 Gigs.


1. Rのデータベースコネクションを利用し(RMySQLなど)必要分だけもってくる。2.サンプルサイズを減らす。(ほんとうに10億行もデータが必要ですか)3.同僚のコンピュータを利用するか、Amazonのクラウドを利用

2. How well does R interface with other tools and languages?


Rは他のツールや言語などのインターフェイスはどうなっているの?

There are several packages on CRAN for importing and exporting data to and from Matlab ( RMatlab), Splus, SAS, Excel and other tools. In addition, there are interfaces for running R within Python ( RPy ) and Java ( RJava ).


CRANにMatlab、Splus,SAS、Excelなどの他のツールからのインポート・エクスポートができるいくつかのパッケージがあります。加えて、他の言語からRを使うことができます。(RJava、RPy)

The panelists mentioned that they typically run R within a GUIs, either RCommander or Rattle .


パネリストからは、GUI経由でRを動かしたり、RCommanderやRattleを使ってRを動かしているようです。

GoogleとFacebookでは使い方が違う?!

Rの使い方を日本語訳をしてみたのですが、Google側は「どのようなデータ解析をしているか」までは踏み込んでおらず、具体的な解析手法については
このブログからはわかりませんでした。

一方で、Facebookは具体的な「ユーザーのアクティビティ」について言及してあり、サイトの中でどんなユーザーがどのような動きを今後しそうなのかを
書いてあったため、アクセス解析から一歩踏み込んだ予測まで行っていることがわかりました。

おそらくGoogleは、サイト内の解析というよりも、検索にかかわる解析を行っているのではないかと考えられます。彼らのビジネスのコアは「検索」です。
「検索キーワードと検索結果のクリックとの相関」、「検索キーワードと、検索広告・クリエイティブとの相関」などなど…

両社とも世界のシェアの数十%を持っていて、解析対象となるデータは十分にあるので、モデリングとしての精度は非常に高くなり、その解析結果をプロダクションに反映し、さらにユーザーを呼び込んでいるのではないでしょうか。

今後、No.1がNo.2以下を大きく離す可能性が高いと考えられます。

これからもひろがるRの利用

GoogleでもFacebookでも利用されているR。
日本でも学術系、生命科学系の分野で活発に利用がされ始めてきているようです。

マーケティング分野や、予算、市場分析などの分野でもこれからRはもっと使われていくのではないかと思います。