レビュープラスさんより、またまた献本をいただきました。
今回は雑誌ではなく、ビジネス書。
『「空気読み」企画術 』です。
このところ、雑誌のレビューが多かったのですが、今回はビジネス書。読みやすい内容で一気に読み進めます。
読み進めやすい内容
「日々企画を考え、その実現へと格闘をしている、そんなあなたのために、私はこの本を書きました」との書き出しで始まる、この本。
最初から「おっ!そうなんだよねーー!」と思わせる書き出しで始まっているので、その後の展開がスムーズに入っていけます。
総ページ数が220ページちょっと。(後で紹介しますが)章立ても細かくなっていて、ブログの1記事を読む感覚でパラパラと読み進めることができます。
大事なポイントには、青・太文字で強調してあるので、あ、これがポイントなんだな。ということが一目でわかる内容になっています。
しかも1つ1つの記事が非常に「わかりやすい」。
例えば、「自分にささった広告を記録する」という章では、
『広告は時代を映す鏡」ともいいますし、自分がひきつけられた表現には理由があります。情報過多の状況で、あなたを振り向かせた広告です。なんからの理由があるはずです。』とあり、自分で目にとまった写真(お店の募集の写真、不動産屋の窓に貼ってある広告)を紹介しています。
その広告を見て自分で考えたことを3点で紹介されています。
このような広告を見てこんなことを考えるのかーと思って関心してたのですが、実はちょっと「気をつける」だけで、実はけっこう簡単に実行できるのではないかなと思いました。
このような内容が最初から最後まで続いています。
具体的な例がたくさんあるので、非常にわかりやすいです。
目次はこんな内容
では、どんな内容が書かれているのか?目次を紹介してみます。第1章:なぜ、「空気読み」でいい企画作れるのか?
第2章:空気が読める「発見体質」に変わるトレーニング
第3章:誰でもヒットメーカーになれる「空気読み」の技術
第4章:関係者のメリットを描き企画に落とし込むフレームワーク
第5章:企画をみんなに理解させ人を巻き込むプレゼン術
この5章だてで、その中にさらに細かく章立てがされているので、「ちょっと開いた時間に」読むことができます。
他のビジネス書とは違う!
これまである程度ビジネス書を読んできましたが、ここまで「具体的な」企画の作り方はなかったように思われます。−アイディアのヒント
−企画の進め方
−プレゼンテーションの技術
−資料の作り方
−人間関係
これらの内容について、それぞれ特化した本はあったのですが、これらをわかりやすく、1冊でまとめあげている本だと思います。
また、「企画に必要な"気づき"を気づかせてくれる方法」を与えてくれるような本であると思いました。
ちょうど新年度が始まって1ヶ月ちょっと経過したので、まだ仕事を始めたばかりの新社会人や、新しく企画の仕事をすることに
なった人が読んでくれると今後の仕事に活かせるのではないでしょうか。
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