2009年12月21日月曜日

【R+ レビュー】今読むと、きっと差がつく! パスファインダー<道なき道を切り拓く先駆者たれ!!>



昨日に続き、レビュープラスから献本をいただきました、「パスファインダー<道なき道を切り拓く先駆者たれ!!>」。
大前研一さんが各方面で書かれた「名言」を集めて、各項目ごとに再度編集がかけられた本です。
特典として、この本のDVDもついているという太っ腹な本です。

これからどう生きていくか?の金言が散りばめられた本


この本の中身自体は、4章構成になってます。

第1章.教育論
第2章.日本の若者への伝言
第3章.「親」論
第4章.こんな大学を作らなければ日本に未来はない


特にいま読んでおいてよかった!と思ったのは、第2章。
もう人生の中盤に差し掛かかりそうな年になり、これからどう生きるかを真剣に考えなければいけない時期に
この章にであったのは大きかったかもしれません。

第2章の一部抜粋をしても、これらのような根本的な内容が書いてあり、読み進めていくほど、「なるほど」・
「そうだ」という言葉がでてきました。

・好きなことをやれ、好きなことなら成功する。
  −事業そのものがスキかどうかが成功者の中の唯一の共通点ではないでしょうか?
  ー死ぬ間際に人生を振り返った時にどういう気持ちでいたいかをみんなもっと考えるべきだ。
・悩むのと考えるのは違う
  ーいまの仕事がツラいという人には、「悩まないで考えよう」「考えたら行動しよう」とアドバイスしたいね。
・英語から逃げるな
  ー情報社会において、英語という道具を持たないものはスタートラインにも立てないのである。
  ー自分は英語を使いこなして知的付加価値を生み出すことでメシを食っていくんだ。
  ー世界共通語というのは、”通じてナンボ”のブロークンイングリッシュなのだ。要は思ったことを言えばいい。ニュアンスが伝わればいい。
・IT
  ーITは教養でもない。仕事のやり方そのものだ。
などなど…

こういった内容が多様な事例を紹介されながら、書いてあります。

ぜひ、20代〜30代の社会人の人に読んでもらいたいと思います。
きっと、いまの不安定な社会でどう「サバイブ」していくか(日本だけじゃなくて、世界でも)のヒントになることマチガイなしです。

ちょうど同じタイミングで読んだ本


ちょうど同じ頃に、藤原和博さんの「35歳の教科書―今から始める戦略的人生計画」という本をよんでいました。
ちょうどパスファインダーがレビュープラスから届く前に買っていた本です。

内容は、これから生きていくための戦術はどうすればよいか?というところでしょうか。
35歳というのは、20代の知識・経験をためて、大きくはばたけるような年なので、今後のライフプラン・戦略を考えてみてはどうか?という内容になっています。

この中で語られている内容も社会人としてこれからどうすればよいかや、これからの人生について書かれています。

この2冊に同じタイミングで出会えてよかった


この2冊に共通して言えることは、「これからの人生は考えて行動した人が勝ち」ということだと感じました。

不確実な時代の中、一昔前の「良い大学に入って、良い会社に入って、定年後はマイホーム」というレールがなくなってしまって、レールが無いところでどのように生きてくか?を説いている2冊だと思います。

大前さんはマッキンゼーのコンサルタントとして、藤原さんはリクルートのフェローから公立学校の校長先生へと活躍された方の2名が同じような事をいわれているので、これからの時代は「考えて行動した人が勝ち
な時代になっているのかもしれません。





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