2009年12月25日金曜日

天皇誕生日に宮内庁前で記帳してきました。



東京に住んでいて、なかなか行けない所。
その一つに、「皇居の中」があるかと思います。
ちょうどタイミングよく、天皇誕生日で、皇居の中(とはいっても入り口だけですが)にはいれたので、今日はちょっとその話を。

タイミングがよかった


今週の水曜日は天皇誕生日でした。
ちょうどクリスマスも近かったので、デパート(日本橋三越)でデパ地下の材料でも買ってきて食べるか!という話をして、東京駅方面に向かいました。

バスで移動して、東京駅方面で降りたところ、「そういえば、今日は天皇誕生日だからなにか皇居のほうでなにかやってるかもね?」という話になり、東京駅で降りて、皇居方面に。

すると、大手門のあたりで 人だかりの山!&警察官がいっぱい!

いつもは大手門から入っていって、東御苑のほうにいっているのですが、今日は

「一般参賀のため、入れません!」

とのこと。案内してくれた人はボランティアの方だったようで、外国人の方の問い合わせにも英語で一生懸命答えていました。
がんばれ!ボランティアさん!と、心の中で思ったとか、思わないとか。

と、ちょっと諦めかけたのですが、よく見ると、
「お昼すぎから記帳があるので、皇居の中には入れる」
とのこと。

なかなか皇居の中には入れないので、これはよいチャンス!ということで、デパートでの買い物を後回しにして、皇居見学ツアーに切り替えました。

意外と待ちました



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今回のルートは、坂下門(入場) → 宮内庁前(記帳) → 桔梗門(出口)というルートでした。

まずは坂下門から入場…と思いきや、途中テントで作られたゲートが・・・
手荷物チェックと身体チェックが待っていました。(当たり前といえば当たり前ですが)
ここで10分〜15分待ち。

さらに、手荷物検査場・身体検査場を抜けたら、坂下門の前でまた待たされます。
これも10分〜15分ほど。

そして、ついに入場です。

いつも坂下門は警視庁の方が警備をしていて、入れないのですが、今日はゲートもなく、堂々と入れます。

警察官の方の目線がかなり鋭くて、怖かったですが… 
ここでなにかへんな動きをしようものなら、きっと襟首つかまれて連れて行かれる!というぐらい、警察の方は神経ピリピリでした。

緊張の記帳


坂下門の中に入ってしばらく坂を登ると、目の前は宮内庁。
よくテレビに出てくる、あの宮内庁です。



この入口にテントが張ってあり、その中で記帳を行います。
当然、私たちよりも前に入場していた人が「待ち」の状態。ここでも10分ぐらい待ち。

で、やっと記帳台の目の前まできたら、実はここにも警察官が!
ひとりひとりを見ながら、記帳台で書き終わった人がいると「はい、次どうぞ」と促してくれます。

緊張しながら、記帳台にすすむと、マジックと薄い記帳する紙が。ほんとうに意外と薄い紙だったのちょっとびっくりました。

住所(都道府県レベル)と名前をかいて、薄い冊子(皇室の行事が書かれている)をもらって、記帳は終わり。

記帳のイメージはこんな感じ↓



無事に終了


長時間待ちましたが、なかなか入ることができない皇居の中に入れたのは面白い経験でした。
これ以外でも一般参賀があり、(よくテレビとかで見る、みんなで旗をふってるやつ)そちらは午前中に行われていました。

一番驚いたことは、実は日本人だけじゃなく、外国人(韓国・中国・欧米)の人が多いこと、多いこと。
多分、2〜3割は外国の方だったと思います。
並んでいる時も左隣と真後ろは欧米系、中国系の方でした。
逆にこなくてもよいのか?日本人は…?と思いました。
ちなみに記帳の際は横書きにアルファベットで書いていました。(縦書きの紙なのですが)

夜のニュースで、一般参賀と記帳を含めて3万人は参加したとのことでした。

機会があれば一度は行ってみてもよいかも


たまたま天翁誕生日に東京駅まできたので、このような機会があったのですが、実際にいってみて、やってみるとおもしろかったです。
いつも警備の人がいる場所に堂々と入っていけるのですから。生でみる宮内庁の建物や、皇居の中から見る東京駅のビル群など、いつもとはちょっと違う景色は面白かったです。

せっかく日本人で日本に住んでいるので、一度は一般参賀や記帳に足を運んでみてはいかがでしょうか。新しい発見があること請け合いです!


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