2009年3月14日土曜日

おくりびと 見ました


「おくりびと」見ました。
映画じゃなくて、漫画でw

おくりびと(ビッグコミックスペシャル)

本屋にいって、平積みになってたのを手に見てみました。
アカデミー賞を受賞する前から、ちょっとだけ気になってた作品でした。
テレビで騒がれていて気になったというよりも、題材が非常に興味を持ったからです。

あらすじ


楽団の解散でチェロ奏者の夢をあきらめ、故郷の山形に帰ってきた大悟(本木雅弘)は好条件の求人広告を見つける。面接に向かうと社長の佐々木(山崎努)に即採用されるが、業務内容は遺体を棺に収める仕事。当初は戸惑っていた大悟だったが、さまざまな境遇の別れと向き合ううちに、納棺師の仕事に誇りを見いだしてゆく。
(Yahoo!映画)より

漫画版でもほぼ同じようなストーリーの展開でした。
うまくいかない人生、背負っていかなきゃいけないものがあるから働く。田舎での生活。都会生活とのギャップ。仕事を誇りに思えるようになってきたこと。家族との絆。別れた父親との最初で最後の出会い。

漫画版とはいえ、かなりグッとくる内容で、不覚にも本屋の漫画コーナーでウルウルきちゃいました。
特にクライマックスの長く別れていた親父との再会~葬儀までのシーン。
長く離れていたにもかかわらず、久しぶりにあった親父はもう帰らぬ人に。いろんな感情がわきあがるが、自分が納棺士としての仕事を立派に果たす。

このシーンにかなりキてしまいました。
もうダメ。号泣したい…。このままだと、泣いてしまう…。
と思って、ページを早送り。(ヘタレ)

立ち読みだということを忘れて真剣に読んでしまいました。

葬儀屋という仕事


実はわけあって、学生時代に葬儀屋でちょっとだけバイトしたことがあります。
そのときの記憶が思い出されました。
葬儀用品(御棺とか、祭壇とか)のレンタル・司会業をやっているところでした。

当時の私は幸い(?)お葬式に出たことがなく、どんなものかと半分興味深々だったのですが、実際に働いてみて、人が亡くなった家の雰囲気がどよーんとしていることにショックを受けました。なんというか、独特の雰囲気。
これから本当の意味での別れをするところなんだな…と思いました。

死は誰でも平等です


漫画の中に出てきた台詞。(ちょっと微妙に違うかもしりませんが)
生を受けた以上、誰でも、どんなモノでも死は平等に訪れます。

毎日、誰かが支えてくれている、その人たちに感謝しながら過ごしていこうという思いを改めて考えさせる漫画でした。

そのうち映画も見ようと思いました。きっと号泣すると思いますが。

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