先日紹介した、R+(レビュープラス)のレビュワーに選ばれました!
今回は、NewsWeek 日本語版 7/15 版。
マイケルジャクソンの大特集号です。
実はNewsWeek自体、約10年以上前から月に1回程度読んでいた雑誌でした。
きっかけは大学のゼミの先生。その先生がこの雑誌を定期購読していて、それを読ませていただいていたのがきっかけです。
内容は政治・経済・文化など、幅広い内容を扱っていて、「いま何が世界で起こっているのか」を一望できる雑誌です。
では、さっそく今回号のレビューをしてみましょう。
アメリカが失ったMJという伝説
先日突然なくなった、世界的大スター「マイケルジャクソン」。
その追悼式の写真が見開き2ページにわたり掲載してあります。
また、マイケル自身の特集として、約20ページにもわたり写真・記事が掲載されています。
記事の内容は、マイケルの過去の栄光〜現在の凋落までを書いています。
記事中には、「帝王から変人への転落」という見出しで書いてあり、これまでのきらびやかな栄光に対して、近年の奇行や
裁判など「変人」扱いされてしまっていたという内容。
彼の死語、アルバムの売れ行きも急激に伸びました。
その現象をここではこう表現しています。
「悲しみの一部は罪悪感から」
これまでゴシップなどでメディアの餌食になっていたマイケルが、ほんとうにいなくなってしまったとき、人々が彼の再評価をするために
アルバムを買っているのだとしています。
また、「サウンドとビジュアルの伝道師」というページで黒人アーティストの中でももっとも成功しているのが
マイケルだ。と書いています。
「国境を超えた輝きと悲しみ」では、世界中で彼の死を悲しむ人たちの写真が掲載。(あのセブ島の囚人たちも出ていますw)
「ノービデオ、ノーマイケル」では、マイケルの過去の作品を一覧にしてあり、とてもわかりやすい。
全アルバムの曲名まで入っているので、ミュージックビデオなどを見たときに、この曲は、このアルバムに入っていたのか!などわかりやすいです。
とここまでがマイケル特集でした。
そのほかの気になった記事
「グーグルOS侵攻作戦」
グーグルが最近発表した、クロームOSについての記事。もちろんマイクロソフトの牙城を切り崩せるか?との内容です。
個人的には目を引いた内容でした。
感想
これまで読んできたNewsWeekの切り口そのままに、マイケルジャクソンについて語ってあったので、おもしろかったです。
90年代後半では、一部メディアで奇人・変人扱いされてきたマイケル。それを第3者視点で切り込むNewsWeekという構図で、NewsWeekの
取材対象に対するスタンス・考え方がくっきり出ている内容だと思いました。
個人的にもマイケルジャクソンはファンだったので、今回の彼の死亡について彼の作品の再評価、彼の社会的影響力、慈善かつどうなどを
もっと掘り下げてほしかったのが感想です。
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