−引用 ウィンブルドン
ちょっとどころじゃなく、かなり遅くなってしまいましたが、ウィンブルドン 男子決勝の感想を書いてみます。
今年は見るぞ!と心に決め
去年は諸般の事情で男子決勝を見れず、テニス史に残る大激戦を見逃してしまい、泣くに泣けなかったので、今年は必ず見ようと心に決めていました。
事前に家族には了承済み。
「たぶん、2〜3時ぐらい(午前0時)には終わると思うよ。フェデラーのストレートでw」
と、ロディックファンに怒られそうな発言をしていた、決勝前。
まさか、今年もテニス史に残る大激戦となろうとは・・・ 当然その後の結末はこの時点ではわかっていませんでした。
もし今回フェデラーが優勝すると、ウィンブルドンだけで6回、サンプラスが持つGSタイトル優勝記録を更新することになります。
それをわかってるからでしょうが、ロイヤルボックス(イギリス王室の方が座る特別な席)になんと、サンプラス、ボルグなど往年の名選手がいるではありませんか!
それを見ただけで、私のボルテージもヒートアップ!
今回は最後まで見ないといけない!と強く思ったのでした。
まさか!の第一セット
日本時間 午後10時。
男子の決勝がはじまりました。
もうソファの上に陣取り、ビールも飲まず決勝のスタートを見守ります。
ゲームは順調に進みましたが、なんと最後の最後で、ロディックが大爆発!
第一セットはロディックがとりました。
このセットは(試合全体を通してでしたが)、ロディックのできが「非常に」よかった。
200キロのサーブはばしばし決まるし、フォアハンド、バックハンド、アプローチ、ボレーなど、以前のロディックとは見違えるようなできでした。
アナウンサーの方も「ロディックがこれまでとは違う次元のテニスをしている」と言われていました。その通りだと思います。
対するフェデラーは、1stサービスがあまり決まらず(69% )ゲームメイクに非常に苦しんでいました。
得意のフォアハンドのショットうやバックハンドなど、精細を書いているように思えました。
GS優勝記録更新の期待からくるプレッシャーなのか・・・
やばいかも! の第二セット
第二セット。
このセットもサービスキープが続き、タイブレークに。
このセットをとられると、フェデラーは大ピンチに!
タイブレークも四ポイント差まで広げられ、ほんとに大ピンチ。
私的にはもうフェデラーは終わった・・・と思いました。
しかし、ロディックがボレーをミス!
そこからフェデラーが驚異の追い上げ。このセットはフェデラーがとりました。
王手の第三セット
このセットもサービスキープがつづいて、タイブレーク。
タイブレークでもキープがつづいていましたが、結局フェデラーがとることに。
いよいよ優勝へ大手です。
え・・・ の第四セット
このセットをとると、フェデラーの優勝が決まります。
さぁ、さぁ、決めておくれよ!と一人つぶやいていました。(この時すでに夜中の12時過ぎ。当初予定の時間をすぎて、少し眠たくなっていました)
と思っていたら、ロディックがサービスをブレーク!!
このし合い、好調のロディックを止める手だてはありません。そのままキープが続き第四セットはロディックがとりました。
すごい! の第五セット
もうここまできたら、フェデラーが優勝しようが、ロディックが優勝しようがどちらでもかまわなくなってきました。
どっちとも負けるな!という気持ちでした。
で、ゲームはこれまでと同じようにサービスキープが続いていきました。
GSのファイナルセットって、タイブレークがなく、6-6となった場合、2ゲームを先につけたほうが勝ちとなるルールになっています。
つまり、両者とも「サービスブレーク」がないと、試合が終わらないわけです。
このルールがファイナルセットを長引かせる要因になってしまいました。
8-8、10-10、12-12
両者ともサービスキープを続け、ロングマッチに。途中「やばい!」というシーンはありつつも、キープを続けていきました。
ロディックのサービスはフェデラーはリターンできない。フェデラーの1stサービスがコーナーに決まりエースが量産される。
見ているほうもハラハラして、手に汗握る展開でした。
そして、運命の15-14 ロディックのサービス。
このゲームをフェデラーが攻め、ついにマッチポイント。
ロディックのフォアが大きく空を舞い、フェデラーの優勝が決まりました。
GS優勝記録更新&最多ゲーム&大量サービスエース という記録のおまけつきで。
いや、本当におもしろかった!
約4時間にも及ぶロングマッチでしたが、ほんとうにおもしろかった。
去年の決勝もおもしろかったと思いますが、今年も非常におもしろかったように思えます。
なによりも、大記録の更新を目の前でみれたのが、とっても良かったです。
セレモニーが終わったのが日本時間で午前2時半ごろ。
眠いというよりも、興奮して寝れないのではないかと思いました。
そしてロディックも新しいテニススタイルを身につけて、今後も躍進してくれると信じています。
次はUSオープン。ロディックの地元でリベンジなるでしょうか。
テニスシーズンも半分以上消化しましたが、今度はUSオープンが楽しみです。
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