今日は、新卒時代にすごくお世話になった人と飲みににいってきました。
私が先に転職をして、会社を去った後、しばらくして別の会社にうつられたのですが、そこで社長になられました。
しかし、うまく事業がうまく回らず、つい先日会社をたたんだとのお話を聞いたので、元気にしてるかな?と思い、ご飯を食べにさそったのでした。
社長就任後の大仕事
去年の夏ぐらいに前社長が退任し、会社の舵取りを任されたそうです。
で、最初の仕事は、なんと従業員のリストラ・・・
元々うまくいっていなかったので、人員整理が必要だったとのこと。
その仕事が終わったら、次は会社の立て直しのために資金調達。
いろんなところを回ったそうです。銀行をはじめ、事業会社へ投資・買収なども含めて話しを
しにいったけど、結局リーマンショックの影響でどこも出資が難しいとのこと。
そして・・・
で、決断したのが、「会社精算」でした。
幸い精算を決断したタイミングが早かったので、資金がショートする倒産にはならなかったようです。
倒産になると、法的な手続きがかわって、かなり面倒なことになるとのことです。
(詳しいことはわかりませんが・・・・)
幸いにして、すぐに譲渡先が見つかったため、従業員は引き取ってくれるとのことでした。
ですが、自分は、会社に入らず、家で会社精算業務を行っているとのことでした。
印象に残った言葉
結局3時間ぐらい話をしていたのですが、気になった言葉(というよりも、やっぱりそなね。に近いですが)は、「金の切れ目は縁の切れ目」でした。
これまで親しくつきあっていたベンダーにも精算を伝えるとサインしてくれなかったり、
増資や譲渡など・・・
とても当たり前のことですが、会社を運営していく中で、お金の話に強くないと会社の経営ってできないんだなーと思いました。
その人曰く、小さい会社だったから、精算業務とか、経理・財務など、一通りわかるようになってきたとのこと。
別の意味でスキルアップされたみたいです。
人生なにがあるかわかりませんが、なかなか会社精算をするということはお目にかかれないです。
ましてや、大きい会社であれば、なおのこと、精算業務は担当部署がやってくれます。
小さな会社とはいえ、自分でやったのはすごい!と思いました。
自分も起業するかどうかわかりませんが、今日の話を聞いて、今後の参考になるなーと思って、話を聞き入ってしまいました。
0 件のコメント:
コメントを投稿